【力量互角】マイネルミラノは、昨年春の皐月賞時期の鹿野山特別を2分0秒3で大楽勝。OPへの下準備は整っていたが、小倉大賞典が5着、中日新聞杯が3着。前走のモンゴル大統領賞を1分45秒0・4着で走破。助走期間は長かったが、待望のOP奪取へリーチ。

レッドレイヴンはOP2勝。気分屋だけにポカも多いが、滞在競馬ならリスクは軽減。こすられにくい少頭数は、勝ち負けの確率も高くなる。エックスマークはモンゴル大統領賞6着。リベルタスも合わせ、函館の洋芝は、走ってみたら結果オーライだったという可能性が残っている。オツウも好調。

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【混戦】やや低調な顔ぶれなら、休み明けでもレッドレイヴンの力量が上位。エックスマークは詰めひと息ならコース替わりがプラスになる。マイネルミラノは単騎逃げの手なら粘り込みが可能。リベルタスは相手なりに走れるタイプで善戦以上が考えらえる。タマモトッププレイは折り合い次第で上位まで。

多摩川Sの2、3着馬、セイクレットレーヴ、バロンドゥフォールの4角位置は18、15番手。前目で競馬をして押し切ったオツウは強かった。この舞台は昨年の夏に1000万V。函館の馬場適性も抜群。昇級という形になるが中心視できる。

相手本線はマイネルミラノ。昨年の成績は6戦4勝2着2回。一気にOPへ駆け上がった。ただ、今年に入ると大崩れは少ないものの、若干壁に当たっている印象。ただ、今回は8頭立てで、かなり手薄と言えるメンバー構成。北海道の洋芝は初体験になるが、血統背景や走法から適性がある公算大。相手本線とした。レッドレイヴンは少し間隔を空け、立て直しを図ってきた。OP特別2勝の実績からも力は十分。3番手評価とした。

夏場を迎えて復調した4オツウを狙う。前走は先行策から鮮やかに抜け出した脚は注目に値する。自在に立ち回れる脚があり平坦で決め手がフルに生きる。次位は先行力ある1マイネルミラノ。パワーが要求される洋芝向きで巻き返しは十分。▲は平坦向きで決め手上位の8レッドレイヴン。