【高笑い】
クライスマイルの∨2十分。昨夏の新潟・G3の
レパードSを2着したこともある素質馬。4歳夏のクラス再編成で1000万条件に下がり、青梅特別は相手関係も楽ではあったが、後続を0秒5と完封。1分36秒0という走破タイムは、3歳限定重賞ではあるが、同日のG3・
ユニコーンSにわずか0秒1遅れの好記録だった。レースの上がり3F・12秒2―11秒8―12秒3(自身のソレは36秒2)という滑らかなラップにも余力が見て取れる。鞍上の田辺も、敏感な性格や芝スタートも考慮。輪乗りやスタートにも細やかな気配りを施し、昇級・小回りの1700ダート替りの準備を整っている。
対抗は
猪苗代特別を快勝した
ロワジャルダン。東京2100ダートからまったくコース形態の異なる1700ダートを、少し苦労はしたものの前走で克服。走破時計は1分44秒8、過去9年の決着タイムを見ると、0秒3程度更新すれば、数字面でも勝ち負けに届く。
ブラインドサイドは、昨年の
安達太良S2着馬。明らかに前年とはローテや勢いは異なるものの、良績を残しているこのコースへと立て直しをはかってきた。
イースターパレードは、コース形態の似たローカルの1700ダートに1分44秒3という良質な勝ち時計がある。
トミケンユークアイは、脚抜きのいい馬場だったにせよ、津軽海峡特別の1分42秒8は、6歳の自己のキャリアで最速だ。前年の3着馬
スズカヴィグラスも、灘Sを3着ときて、上位争いに虎視眈々。