【世代のトップクラス】
アダムスブリッジのポテンシャルにこだわりたい。デビュー時484キロだった体重は、
若葉Sでは468キロに摩耗。懸命に立て直しをはかりダービー参戦にはこぎつけたものの、472キロにしか馬体は戻らず。見切り発車では17着惨敗もやむなしか。しかし、デビュー戦の上がり2Fの推定ラップはともに10秒台。続く
若駒Sは、11秒4―11秒3―11秒4(3Fは34秒1)というレースラップを、上がり33秒3でスパリ。終いの推進力と加速力は、世代でも
トップランクの重賞候補といっていい。依然として馬をビッシリとは攻めきれず、どこか繊細。発馬の出遅れも覚悟しておかなくてはいけないけれど、前日入厩の新潟ならイレ込みや馬体減もある程度回避可能。新潟2200mで3勝目をつかみ、菊路線へとカードを切りたい。
しかし、いざふたを開けてみて、いかにも細くてがっかり。無難が好きという人は(笑)、軸を
ショウナンバッハにスイッチ。二走前の
ホンコンJCTの上がり33秒8の末脚にも目を見張ったが、
阿賀野川特別はこれぞ新潟内回り2200mのお手本。2分11秒9の前回時計があれば、昇級でも胸を張れる。
エーシングングンは、新潟の芝は〔1100〕。一昨年の
日本海S2着馬だ。不器用そうに見えて、意外や得意のイン突きに徹し切れる内回りは、ゴール前ぐんぐんと伸びて来る。
セキショウは、新潟競馬場開設50周年記念が、思わぬ惨敗。しかし、ムラ馬だけに一転反攻は十分。鞍上はデムーロにかわる。同レース4着の
エーシンマックスは、距離延長で一歩前進。
スミデロキャニオンはテッポウ勝負の現級連対実績のある連穴タイプ。