【伏兵注意】ティルナノーグは将来嘱望の素材。春不振もディープ産駒の成長曲線はここからで立て直し効果も十分。サンライズセンスはレース振り安定。休み明けも好仕上がりで前走内容も良く昇級でも即通用。モンドインテロも素質非凡。差しタイプで少頭数もプラス材料。エスオンマイチェスはコース得意で状態も前走以上。エトランドルやストリートキャップも力をつけており要注意。

【切れ圧巻】モンドインテロの早苗賞圧巻。平坦の新潟とはいえ、3歳5月の春に1分46秒1・上がり33秒5という、古馬1000万超の数字レベルは並ではない。前走もそうだったが、満足に稽古時計も出ない状態でも、あの脚力。無理なく1F延長の新潟2000mを、大事に選んできた番組チョイスもリスペクトだ。

こんな馬ではないと思いながら、春を終えてしまったティルナノーグだが、白百合Sは1分46秒4と復調気配。この中間、坂路追いきりで自己最高タイムをマーク。「やっぱり、見込んだ通りの馬だった」と勝って言いたい(笑)。エスオンマイチェスも、明らかに距離不足のマイルで0秒4差とジワリ。動かして行くと案外な面もあるが、2000m延長はいい。

サンライズセンスの前走・上がり33秒6の圧勝は、距離短縮にも十分耐え得るインパクトがあった。エトランドルの前走も、着差以上に余裕のある内容だった。

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少頭数ながら菊花賞への出走を目指す素質の高い3歳馬が参戦。中でも◎モンドインテロの末脚はすでにオープンレベル。初芝となった前走はゆっくり追走して直線はただただ大外へ。芸がない大味な競馬だが、それだけに逆に強さが際立つ内容で圧勝。相手には組み合わせから逃げることになりそうなサンライズセンス。立て直してきたティルナノーグが続く。

3歳が5頭と半数以上。4歳の降級組がいないのであれば軸は3歳からだろう。なかから100超えの前走で○サンライズセンスは安定感もあって狙いが立つが、初芝で前走99という能力を買って◎モンドインテロを上に取る。同じく3歳▲エトランドルと☆ティルナノーグも上位評価。

重賞で好走してきた経験から条件クラスでは一枚上手の存在なのが6ティルナノーグだ。追い込みタイプだが広々とした新潟は歓迎。うまく仕掛ければ勝機だろう。対抗は久々だが連勝中の素質馬5モンドインテロが手強い。