11R

ユニコーンS

15:45発走 / ダ1600m (左) / 天候:小雨 / 馬場:稍
3回 東京 6日目 サラ系3歳 オープン       (国際)(指) 別定 16頭
本賞金:3400,1400,850,510,340万円
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 山崎エリカの予想

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予想印
12ゴールデンバローズ(1人気)
14タップザット(6人気)
13ブチコ(5人気)
4アキトクレッセント(4人気)
6アルタイル(3人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連流し

12

相手

4

6

13

14

4通り 各2500円

山崎エリカの見解

 今年の3歳世代は、古馬1000万下やオープンでもいきなり通用しているように、層の厚いハイレベル世代です。現時点ではさすがに現5歳世代までとは言えませんが、本日土曜日、鷹取特別を制したカラパナビーチのように、3歳限定オープンで通用しなかった馬が、古馬1000万下でも通用している年というのは、振り返ればヴィンテージになっていることがとても多いです。カラパナビーチのような馬がたくさん出現するほど、価値の高いものとなり、この先のダート競馬の底上げへと繋がっていくので、より多くの3歳馬に古馬を蹴散らしてもらいたいです。

 ◎にはそのハイレベル世代のリーダー格ゴールデンバローズを推します。昨秋の芝の新馬戦では2着に敗れたものの、続くダート未勝利戦では2着馬に2.6秒差もの大差をつけて楽勝。その時点で現3歳世代のダート最強と目される存在となった馬です。その後はダートで順調に連勝、ヒヤシンスSを勝利しました。

 前走は日本代表としてUAEダービーにチャレンジしましたが3着。確かに着差は大きくつけられてしまったのですが、好位から勝ちに行く競馬をした内容は優秀なものです。

 ダートで行われるUAEダービーはあのフラムドパシオンでも勝利することが出来なかったレース。例年ダートのUAEダービーは指数的にフェブラリーSの決着指数のようなものが求められる一戦だけに、敗戦したことは仕方がないことでしょう。

 日本のクラシックロードはあくまで芝が中心、日本のダート馬に3歳初頭の時点で古馬G1級の指数で走る完成度を求めるのは、現在の日本の競走体系ではとても難しいと言えます。しかし、今回は日本のダート同世代での戦いに戻るわけですから、負けられない一戦となるでしょう。

 唯一、不安があるとすれば、ドバイ帰りという不安ですが、近年は輸送方法も進化しているし、3連勝で兵庫ジュニアグランプリを制した一昨年のケイアイレオーネがそれをなんとなく不安視されて人気薄となり、順当に3着に巻き返した例もあるので、妄想的要素の強い不安はしないことにしています。

 ○はデビューからダートで2連勝、そして川崎の全日本2歳優駿で2着したタップザット。前走のUAEダービーでは結果5着でしたが、逃げ争いを演じるスピードを見せました。かつてドバイで大敗した日本馬たちはスピードについていくことが出来ず、後方のまま大敗ということが多かったわけで、世界の強豪相手にダートのスピード面は劣らないことを見せつけたのですからたいしたものです。前走のレースぶりからは着実に成長していることを感じ取ることが出来ました。今回は国内限定戦。格の違いを見せたいところです。

 ▲はデビューから3戦は芝を使われ勝利することは出来ませんでしたが、デビュー4戦目に初めてダートを使われると大楽勝したブチコ。続く500万下も快勝しました。続く芝のチューリップ賞桜花賞出走権を狙って仕上げたものの芝適性はなく14着と大敗。そしてダートの伏竜Sに出走したのですが、チューリップ賞で仕上げていたためにやや疲れが残っていたのでしょう。人気を裏切る結果となりました。今回はややレース間隔を開き、十分疲れを取る期間が出来ました。ダートではまだ底を見せたとは言えない馬だけに、単穴の評価にしてみました。

好配当連発 netkeiba関東本紙の予想

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netkeiba関東本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

12

相手

1

4

6

7

10

14

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

12

2着

10

相手

1

4

6

7

14

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

12

2着

6

相手

1

4

7

10

14

30通り 各100円

netkeiba関東本紙の見解

【軸不動】ゴールデンバローズは東京1600mダ3戦3勝でいずれも完勝。海外遠征帰りも気配良好で重賞Vに期待。ノンコノユメは前走快勝。末脚魅力で激しい展開も予想され差し切りも十分。アルタイルは安定したレース振り魅力で状態も良く今回も上位必至。アキトクレッセントはマイペースなら粘り腰。イーデンホールも巻き返しが可能で、ラインルーフタップザットなどにも注意が必要。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

予想印
12ゴールデンバローズ(1人気)
10ノンコノユメ(2人気)
6アルタイル(3人気)
1ラインルーフ(7人気)
7イーデンホール(10人気)
13ブチコ(5人気)
14タップザット(6人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

12

相手

1

6

7

10

13

14

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

12

2着

10

相手

1

6

7

13

14

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

12

2着

6

相手

1

7

10

13

14

30通り 各100円

丹下日出夫の見解

【完成度は金】ゴールデンバローズの持ち時計と完成度が抜けている。東京コースは3戦3勝。初勝利の1分36秒7・レコード勝ちは逃げ切り。2勝目は不良馬場を、一転追い込み競馬で1分35秒6。続くヒヤシンスSも、同週のフェブラリーSと0秒8差。2着馬に影を踏ませぬ快勝だった。ま、古馬GIとはさすがにペースは異なるものの、ヒヤシンスSのラスト3Fの内容はフェブラリーと互角。ドバイ・UAEダービーも、最後は力尽きたが直線半ばまでは好ファイト。日本の3歳勢で最上位の結果をドバイでも残してきた。米国のトレーニングセール出身馬だけに、海外遠征の反動やストレスにも強いのだろうが、帰国後の調教メニューも、ほぼ青写真通り。何らかのアクシデントに巻き込まれない限り順当に勝機。

対抗一番手はノンコノユメ。青竜Sはスローの上がり勝負にしろ、良馬場で34秒7という末脚は破格。走破タイムも1分36秒4、自身の力で一段高いステージにジャンプアップした。

ノンコノユメの鮮烈さには劣るものの、アルタイルも青竜Sは我慢強く0秒1差の2着に脚を伸ばしてきた。惑星はラインルーフ。前回の鳳雛S・1分51秒4は、同日の古馬500万を0秒7上回る、1000万でも勝ち負けの好タイムだった。良馬場条件だけに、記録の精度や信頼度も確か。初コースになるが脚質的には東京も合っている。

まだ馬体や気性が幼いが、タップザットもUAEダービーは果敢にハナを切り5着と見せ場を作っている。牡馬相手の伏竜Sは出遅れもあって萎縮したブチコ。しかし、初勝利の1800ダートでは、芝なら10秒台に匹敵する快ラップをマークしていた。

至高の頭脳 須田鷹雄の予想

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須田鷹雄

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連流し

1

相手

6

12

2通り 各1400円

3連複フォーメーション
1着

1

2着

6

12

相手

2

4

6

10

12

14

9通り 各800円

須田鷹雄の見解

 強い弱いの話だけするなら▲ゴールデンバローズが強いのだろうが、ドバイで強敵と戦ってすぐというのはリスク。同じローテでここを好走した馬もいるが、若馬の遠征は後にダメージを残した前例もあるし、別な切り口も探したい。

 例年のユニコーンSだと、兵庫CSかダートのオープン特別を好走してきた馬が馬券の中心になる。一方で500万条件を勝ちたての馬にとってここはかなり高い壁で、人気かつちぎってきた馬でないと通用しない。

 今年は兵庫CS組がいないので、オープン特別好走組から◎ラインルーフを取る。前走を勝ってきたということだと△ノンコノユメなのだが、位置を取れるということもある程度意識したほうがよい。逆に位置ありきだと○アルタイルも好位に行く可能性があるのだが、◎のほうがスタミナの余裕があると考える。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

予想印
12ゴールデンバローズ(1人気)
14タップザット(6人気)
10ノンコノユメ(2人気)
5ダノングッド(11人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

5

10

12

14

12通り 各400円

3連単BOX

5

10

12

14

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

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※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

最速予想 netkeiba編集部の予想

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netkeibaデスク

予想印
13ブチコ(5人気)
10ノンコノユメ(2人気)
12ゴールデンバローズ(1人気)
6アルタイル(3人気)
4アキトクレッセント(4人気)
7イーデンホール(10人気)
14タップザット(6人気)

netkeiba編集部の見解

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 JRAでは3歳春にダート馬が活躍する機会が限られていますから、このレースは彼らが脚光を浴びる数少ない機会になります。

 だからといって、毎年豪華メンバーになるかというとそうでもありません。この後に控えている大井のジャパンダートダービーに向かうためここを回避する馬も多く、レースのレベルとしては微妙、という年も少なくありません。好走ボーダーは意外と低く、思わぬ伏兵が激走しやすいレースであることには注意が必要です。

1.春のダート戦を使われている馬が中心

 昨年皐月賞以来の臨戦だったアジアエクスプレスが断然人気を裏切ったのは記憶に新しいところです。一昨年はヒヤシンスS以来だったチャーリーブレイヴが8着。最近5年間で馬券圏内に入っている馬は、いずれも4月から6月にダート戦を使われている馬でした。ヒヤシンスSや2歳のダート戦だけの実績は必ずしも当てになりません。

2.1400m得意なスピードタイプが堅調

 梅雨時期の開催ということもあって、スピードで勝負するタイプがなかなか止まらない、というレースになることがしばしばです。最近4年間は、前走でダート1400m戦を使われていた馬が必ず1頭は馬券圏内に入っています。

3.サンデーサイレンスの孫が強い

 最近4年間で父の父サンデーサイレンスという馬が3勝して2着2回、3着1回。母の父サンデーサイレンスという馬も含まれば、馬券圏内に8頭も入っています。芝のレースと違ってサンデーの孫の出走はそれほど多くなく、勝率・連対率としても優秀な数字をマークしています。

 ブチコはダートで3戦2勝。前走の伏竜Sでは出負けで思ったような位置取りがとれず厳しい競馬を強いられて6着に敗れましたが、のちに青竜Sを勝つノンコノユメとはクビ差。伏竜Sはメンバーが揃っていましたから、着順ほど悪い内容ではありません。自分の競馬ができればオープンでも勝負になる実力馬です。

 ノンコノユメは前走青竜Sで使った末脚が推定3F 34.7秒。広いコースの決め手比べならば一線級にも引けを取りません。ゴールデンバローズは国内のダート戦では圧勝続きで、ここも能力の違いで突破する可能性は低くありませんが、UAEダービー帰り初戦の馬はこれまで成績が芳しくないので、今回に関しては評価を下げます。

 アルタイル昇竜S、青竜Sを連続2着。この路線では上位安定という実力の持ち主で、競馬が上手なところもセールスポイントです。アキトクレッセント昇竜Sの勝ち馬。1600ではこれまであと一歩足りませんが、安定した先行力には注意が必要です。

 イーデンホールヒヤシンスSの2着馬。直線が長いコース向きの決め手の持ち主で、今回は久々をひと叩きされた上積みを見込めます。タップザットは対ゴールデンバローズでは2戦2敗ですが、全日本2歳優駿2着が示す通り世代上位の実力馬で、ドバイ以来の久々でも。

 森山大地の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連流し

12

相手

1

4

6

10

14

5通り 各1000円

3連複軸1頭流し

12

相手

1

4

6

10

14

10通り 各500円

森山大地の見解

このレースのステップレースである青竜Sはハイレベルな戦いで、勝ち馬ノンコノユメが繰り出した上がり34秒7はダートでは極限と言ってもいいほどの豪脚。走破時計も優秀なもの。ただ、ヒヤシンスSのメンバーと比べた時、勝ちっぷりを比較した時に、やはりゴールデンバローズが見せた爆発的な瞬発力には劣ってしまう。もちろん、数字的にはノンコノユメが上回っているが、記憶に残っているゴールデンバローズの脚を上回るかと言えば答えは違う。基本的に今の東京ダートは先行馬が有利。前走で早熟ではないことを示したタップザット。一戦ごとの上昇度がかなり大きく東京適性の高いアルタイルが続く。

“絶対数感”の持ち主 大石川大二郎の予想

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大石川大二郎

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

10

相手

4

6

7

12

14

16

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

12

相手

4

6

7

14

16

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

6

相手

4

7

12

14

16

30通り 各100円

大石川大二郎の見解

週頭のコラムにも書いたが、前走UAEダービーは割引材料ではなく平均値107でトップの○ゴールデンバローズは軸適馬ではある。だが、前走で同距離コース115というこのレースでは前走歴代最高値を持つ◎ノンコノユメがかなりの魅力。どちらかで迷ったがこの順に。3番手に◎と同じレースで112を出している▲アルタイル。指数出てないが前走UAE☆タップザットも要注意。以下△アキトクレセント。穴狙いは距離コースで3桁持つイーデンホールノボバカラの2頭。

元祖“情報” 田沼亨の予想

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田沼亨

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

12

相手

1

2

4

6

7

10

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

12

2着

10

相手

1

2

4

6

7

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

12

2着

4

相手

1

2

6

7

10

30通り 各100円

田沼亨の見解

海外遠征帰りだが入念な乗り込みで臨戦態勢が整った12ゴールデンバローズが主力。ベストはマイルで東京は3戦3勝と勝率はパーフェクト。能力の絶対値の違いで押し切る。次位は青竜Sを最速の末脚で差し切った10ノンコノユメ。ベストの条件でチャンスは十分。▲はスピードは上位の4アキトクレッセント

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