【実績重視】
アンズチャンの末脚と実績を見直し。
テレビ静岡賞は、1000m通過が59秒7という、準OPにしてはスローに近い平均ペース。4コーナーを回ったところで、前残りと覚悟もしたし、インか外か。躊躇したぶん、仕掛けも遅れた。ただ、上がり35秒2はメンバー中第二位。欅S・夏至Sと、馬場を問わず1分23秒台で勝ち負けを演じてきた地力を、横山典も込みで信頼だ。
幸いなことに、当面の目標である
ヒルノデイバローがHペースを演出。前回の
秋嶺Sは初のマイルだけにペース構築が難しかったが、1000m通過は58秒4―1400m通過・1分23秒1というHラップを3着なら、7F戦にもメドがたった。ただ、57キロと同型が微妙。ピッチを上げすぎると自分で自分の首を締め上げてしまうことにもなりかねない。
となると、
ビリオネア。
藤森S2着の豪快な末脚は、東京1400ダートならばという期待とイメージが浮かんでくる。東京がどうかだが、
ミッキーシーガルは、前走7F通過・1分23秒7で逃げ切っている。昇級になるが、
グラスエトワールの1分24秒5。
サノイチも時計の数値だけは、本命の
アンズチャンと似たり寄ったりだった。