【初陣の記録なら
クリスタル】
クリスタルタイソンの初陣圧巻。新馬戦は、良馬場という条件下で、1000通過は1分0秒5―1200m通過・1分13秒1というタフなミドルラップを3番手の好位から、ラスト2F・12秒6―11秒8というレースラップを最速の上がりで0秒3差と抜け出す楽勝。1分24秒9は、新馬・未勝利レベルを1秒以上も上回る、古馬500万と双璧の好記録だった。鞍上もムーアに強化する。弱点があるとすればキャリアと輸送。まだ仕草の幼い馬だけに、東京への輸送で
テンションが上がる不安は捨てきれない。
もしイレ込んでいるようなら、
ナンヨーファミユが代わって主役に浮上。
プラタナス賞は、1000m通過が58秒8―1400m通過・1分23秒6という、東京1600ダート戦の2歳戦では類を見ない、超のつく激流。脚抜きのいい馬場コンディションの
アシストを受けたにせよ、1分36秒6は評価に値する。
全体時計更新がカギになるが、
マサノジェットの新馬戦の上がりは12秒8―11秒8―12秒5。能力の在り処は、確たる11秒台のラップで検証することができる。
オーシャンビューのオキザリス賞の上がり36秒9も、かなり精度が高い。オキザリス5着の
マイネルバサラも叩き前進。
ラニは、前走パドックで馬っ気。連闘でもまだ余力やいろんな新味が見込める。