【頭堅い】グレーターロンドンは新馬勝ちが能力の高さを示す内容。調教での反応も抜群で連勝に期待。スペキュロスは力量アップ顕著。末脚堅実で展開次第では好勝負も。レッドライジェルも前進中でこちらも展開次第で浮上十分。ミュゼダルタニアンは前走3着でクラスに目処たて条件も合う。初芝のトーセンスパンキーも動き良く、エニグマバリエートやコアプライドなども押さえておきたい。

【10秒台のラップを内包】グレーターロンドンは、大事に育てれば、いずれ将来はGIも見える。スローの上がり勝負とはいえ、東京のマイル、11秒6-11秒0-11秒4(3Fは34秒0)というレースラップを一気差し。自身の上がり・33秒7の中に、GI級の10秒台の高速ラップが透けて見える。テンションの高さと2200m延長に課題は残るが、競馬は最初に能力ありき。

対抗はレッドライジェル。前走の1分49秒4・上がり34秒7は、フラワーCやスプリングSと、数字的には遜色ない。突き抜けるだけに鮮烈さはないものの、水仙賞を上がり34秒1でまとめたミュゼダルタニアン。

エニグマバリエートの東京2000m・2分1秒3とルメール、コアプライドの新馬勝ちを連穴に見直し。

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負！

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

断然の人気を集まるのはグレーターロンドンだろう。血統や新馬戦のパフォーマンスから人気は当然と言える。ただ、ケチをつけるならデビュー戦で負かした相手が次走軒並み大敗しており、またある程度能力がある馬なら、上がり33秒台は出てしまうので驚くほどではない。もう一度、その脚を見てみないことには信頼できない、ということで対抗まで。

本命はレッドライジェル。2戦続けて上がり3Fはメンバー最速を計時。特に前走は徐々に進出して先団に取り付いたわけではなく、見事な直線一気での差し切り。差す競馬を教えてきたことが確実に身についており、また中山で勝ち上がったというところが強調材料。

距離未経験が多い中、基準となるのは▲ミュゼダルタニアンの同距離コース85だろう。平均値でこの馬より上なのは4頭。そのなかでも平均値1位◎エニグマバリエートを本命としたい。▲よりコース値は上ならば距離ももちそう。その割に着順がよくないのでルメールでもそんなに人気にならないのではないか。相手筆頭んは前走92を出した○ギンガ。数値としては平凡だが初戦◎を打って圧勝劇を見せてくれた☆グレーターロンドンも要注意。

格上げ2戦目で上積みが必至な12ミュゼダルタニアンを狙う!スタミナは豊富で長丁場は堅実。先行策からうまく末脚を引き出せれば順番だろう。○は未勝利を最速の上がりタイムで快勝した3レッドライジェル。能力的にはソン色はない。