11R

ダービー卿CT

15:45発走 / 芝1600m (右 外 B) / 天候:小雨 / 馬場:良
3回 中山 4日目 サラ系4歳以上 オープン       (国際)[指] ハンデ 16頭
本賞金:3800,1500,950,570,380万円
  • Course コース詳細
  • IPAT連携

 井内利彰の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

5

1点 1300円

複勝

5

1点 3300円

3連複軸2頭流し
軸1

10

軸2

5

相手

1

3

4

7

8

9

12

13

15

9通り 各300円

3連複軸2頭流し
軸1

9

軸2

5

相手

1

3

4

7

8

10

12

13

15

9通り 各200円

3連複軸2頭流し
軸1

8

軸2

5

相手

1

3

4

7

9

10

12

13

15

9通り 各100円

井内利彰の見解

 2回3回中山開催における、4歳以上の芝1600mは5レース行われていますが、その優勝馬の調教タイプを列記します。

1000万下
サトノネプチューン/標準坂路主体

500万下
ローズマンブリッジ/標準併用

東風S
クラリティシチー/標準併用

鎌ヶ谷特別
アンブリッジ/馬ナリ平均坂路主体

幕張S
アルマディヴァン/標準坂路

 5頭中、4頭が併用系統の調教タイプでした。ちなみに今週からBコースに替わりましたが、3日目5Rに行われた未勝利戦で標準多め併用が2着。2番人気の馬だったため、調教適性で好走したとは判断しにくい人気ですが、大きく調教傾向が変化したということはないでしょう。ただし、このレースの1着が馬ナリ平均トラックで、勝ち時計が1分33秒7と走破時計が速く「軽い」レースになった傾向はあります。しかしながら、5日の船橋近郊の天気予報は朝から雨となっているだけに、こんなに時計の速い決着にはならないでしょう。

 併用系統の調教タイプが数多くいる中、◎フラアンジェリコを選択したのは前走のレース内容。4ヶ月ぶりのレースだったので、標準量の追い切りをこなしていたものの、12キロの馬体重増。太目残りは明らかだったと思いますが、それでいて、直線は外から見せ場のある末脚を使いました。中2週の今回は追い切り本数を強化して、標準多めトラック主体で仕上がりました。その結果、最終追い切りは南Wで抜群のラスト1Fの伸びを見せています。

 栗東から転厩して2連勝中の○モーリス堀宣行厩舎の追い切りパターンが合っているようで、以前より末脚の爆発力が増した印象すらあります。過去2走は厩舎の勝負調教や鉄板スポットに該当していたため、それに該当しない今回はパフォーマンスが下がる可能性はありますが、それでも馬ナリ平均トラック主体なら評価すべきでしょう。

 ▲クラリティシチー東風Sを標準併用で1着。レース間隔が詰まる今回は調整が難しいだろうと思いましたが、追い切り本数を強化した上、最終追い切りの南W5F時計もきっちり速い数字をマーク。実績ないローテーションを攻めた追い切り内容で凡走するという可能性もありますが、そんなことを考えていたら、調教で評価することはできません。

 ☆ラインスピリットは追い切り本数こそ少ないものの、併用系統の調教タイプ。逃げなくてもレースできた前走は収穫でしたが、本来は逃げてこそ。最終追い切りを坂路でラスト1Fが最速になるラップで踏めていた点も評価できます。

 △カオスモスは昨年の2着馬。当時とは調教タイプが変わっていますが、最終追い切り内容が3走前2着時とほぼ同じなので、これを評価しました。△シャイニープリンスは中山芝1600mに高い適性があることは明白。また、時計の速い馬場なら、馬ナリ平均トラックが活きてくるはず。△インパルスヒーローは前走で復調の兆し。追い切り内容は今回の方が良くなっています。

 △タガノブルグは最終追い切りで坂路4F時計の自己ベストを更新。△エキストラエンドは近5走以内にメンバー最速上がりをマークしており、最終追い切りが栗東坂路でラスト1F最速ラップ。△ブレイズアトレイルは昨年と同類の調教タイプだけに上位争いはできそう。△アーデントは春開催中山芝1600mで良績残す加藤征弘厩舎

1.カオスモス
今回:馬ナリ平均坂路
前回:標準多め坂路

2.マイネルメリエンダ
今回:標準少め併用
前回:標準併用

3.シャイニープリンス
今回:馬ナリ平均トラック
前回:馬ナリ平均トラック

4.インパルスヒーロー
今回:標準トラック
前回:標準併用

5.フラアンジェリコ
今回:標準多めトラック主体
前回:標準併用

6.コスモソーンパーク
今回:乗込トラック
前回:標準トラック

7.タガノブルグ
今回:急仕上げ坂路
前回:一杯平均坂路主体

8.ラインスピリット
今回:急仕上げ併用
前回:馬ナリ平均坂路

9.クラリティシチー
今回:標準多め併用
前回:標準併用

10.モーリス
今回:馬ナリ平均トラック主体
前回:馬ナリ平均併用

11.ウインマーレライ
今回:標準併用
前回:標準併用

12.エキストラエンド
今回:標準併用
前回:乗込坂路

13.ブレイズアトレイル
今回:標準多め併用
前回:標準坂路主体

14.インプレスウィナー
今回:標準坂路主体
前回:標準坂路主体

15.アーデント
今回:標準トラック
前回:馬ナリ平均併用

16.クラレント
今回:標準坂路
前回:標準多め坂路

好配当連発 netkeiba関東本紙の予想

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netkeiba関東本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

10

相手

2

3

8

9

12

13

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

12

相手

2

3

8

9

13

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

9

相手

2

3

8

12

13

30通り 各100円

netkeiba関東本紙の見解

【上位拮抗】モーリスは大物感溢れる走りで転厩から2連勝。調教の動きさらに上向きで差し切りに期待。エキストラエンドマイルCS5着はじめ力量示しており、末脚勝負ならそん色ない。クラリティシチーは前走で復活。前走を叩かれた効果も見込め好勝負十分。シャイニープリンスも力つける。ラインスピリットは展開の利が見込め、プレイズアトレイルやマイネルメリエンダなども差なく要警戒。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

10

相手

3

5

6

9

12

15

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

3

相手

5

6

9

12

15

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

9

相手

3

5

6

12

15

30通り 各100円

丹下日出夫の見解

モーリス来たぁー】デビュー戦の京都1400mをレコ勝ちした時から、将来はマイルG1も目指せる逸材だと睨んでいたモーリス。適距離に照準を絞った復帰戦の若潮賞の走破タイム・1分33秒7は、一週前のニューイヤーS(OP特別)より0秒2も速く、レースの質も上。前走のスピカSは、スローの上がり勝負にしろ、11秒6―11秒2―11秒9(3Fは34秒7)というレースラップを、0秒9上回る加速ラップで坂上一気。発馬に課題を抱えているものの、G3マイルの瞬発力は十分クリアできている。

東風S2着のシャイニープリンスとの叩き合いが第一本線。10月の富士S2着以降、前回の東風Sも含め0秒2差以内に好走。変に安定感が増し御行儀がよくなりすぎたぶん、東風Sクラリティシチーの強襲に泣いたが、今度は耳袋を外して荒々しさを呼び戻す手に出る。

クラリティシチーも、ラジオnikkei賞2着以降、目標や距離設定を決めきれないまま勝ち星から遠ざかっていたが、東風Sの上がり33秒7でマイル路線がハマった。

実績なら京都金杯を去年今年と1・2着のエキストラエンドだろうが、57キロに加え、自分で競馬を作れない弱みがある。コスモソーンパークは目下絶好調。馬場が渋れば、アーデントともども首位まで有望。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

2

6

12

15

12通り 各400円

3連単BOX

2

6

12

15

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

 奥田隆一郎の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

6

1点 2500円

馬連BOX

3

6

12

3通り 各2500円

奥田隆一郎の見解

コスモソーンパークは、3走前に直結コース阪神芝1600mのリゲルS(OPEN)を連対後、中山マイルのニューイヤーS(OPEN)を8人気で勝利した。直結+同コースの激走馬となり、コース適性が非常に高い。前走は適距離より1ハロン長い芝1800mの小倉大賞典(G3)を連対、今は好調期といえる。前走に続いて重賞に出走するが、得意コースなので勝ち負けになる。

エキストラエンドは、直結コースの京都マイルにて京都金杯(G3)を昨年に勝ち、今年は連対した。また、昨秋のマイルCS(G1)5着は、今回のメンバーでは実績上位といえる。その他、直結コースの東京芝1600mで東京新聞杯(G3)を連対した。中山実績はないが、マイル路線に転向してからは中山に出走しておらず、中山成績は気にならない。右回りの京都に実績があり、直線に坂のある東京で走るため、中山に対応できる。

最速予想 netkeiba編集部の予想

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netkeibaデスク

netkeiba編集部の見解

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 安田記念を決勝とするならば、マイラーズCと京王杯スプリングCが準決勝。ダービー卿チャレンジTはいわば準々決勝に当たる位置づけになります。

 春の重賞戦線の中ではどちらかというと地味な扱いになりますが、ダイワメジャーショウワモダントウケイヘイローのように、ここからGI戦線に羽ばたいていった馬も少なくありません。ハンデ戦ながら、勢いだけでは勝ち切れないレースです。

1.先行有利

 マイル戦は原則的に差し馬有利の条件ですが、中山では事情が異なります。このレースでも4コーナーで4番手以内だった馬が近5年で4勝。そのうち2頭は4角で先頭に立っていました。強い先行馬が実力を発揮できるレースと言えます。

2.中山での重賞実績に要注目

 昨年の勝ち馬カレンブラックヒルは3歳時に同コースのニュージーランドTを勝っていました。一昨年のトウケイヘイロー、その前のガルボはいずれも朝日杯で4着していましたし、2010年のショウワモダンスプリングS4着、その前のタケミカヅチ弥生賞3着で皐月賞2着。中山での重賞実績は、内外回り問わず要チェック項目です。

3.主力は4・5歳馬

 ハンデ戦ですから、勢いとフレッシュさがある馬でないとなかなか勝ち切れません。過去10年のうち、4歳馬が3勝で5歳馬が6勝。リピーターは年々着順を落とす傾向があり、注意が必要です。

 クラリティシチーは前走の東風Sを鮮やかな差し切り勝ち。これまでの勝ち味に遅いイメージを払拭しました。中山ではスプリングS3着の実績があり、重賞メンバーに入っても位負けしません。

 モーリスはそのスプリングSで4着。気性難があって出世が遅れましたが、転厩してからは2戦2勝と素質が開花しました。スタートが不安定で位置取りがカギですが、55kgで出走できるのは有利。マイネルメリエンダはほとんど凡走がない馬で、重賞でも差のない競馬を続けています。5戦して4回馬券圏内に入っている中山替わりで前進を期待。

 シャイニープリンスは重賞だとあと一歩詰めの甘い現状ですが、ハンデ戦替わりで1kg減の56kgならばもうひと押しが効く可能性も。クラレントはGIIIでは実力的に一枚抜けた存在ですが、今回は久々と58.5kgのトップハンデが問題になります。

 アーデントは中山では弥生賞3着の実績があります。稍重から不良で3勝を挙げており、馬場が渋るようなら戦力アップ。ラインスピリットオーシャンSハクサンムーンを追いかけて見せ場たっぷりの4着。マイルまでならば守備範囲で、器用さと先行力はここでも脅威です。

 森山大地の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連流し

10

相手

1

6

7

8

13

5通り 各1000円

3連複軸1頭流し

10

相手

1

6

7

8

13

10通り 各500円

森山大地の見解

当該コース中山マイルで今年行われたニューイヤーSの時計が1分33秒9、東風Sが1分33秒8。◎モーリスの2走前は同コースを1分33秒7で馬場差があるとはいえ、この時点で能力の高さは証明済み。当時は8か月ぶりの転厩初戦。やはり優にオープン級といってもいい。唯一の不安は多頭数で中山マイルという条件。切れ味が身上だけにBコース替わりと雨による馬場悪化だけ。その点で○コスモソーンパークは機動力としぶとさで優位に立つ存在。

“絶対数感”の持ち主 大石川大二郎の予想

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大石川大二郎

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

12

相手

2

3

6

9

10

13

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

12

2着

3

相手

2

6

9

10

13

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

12

2着

10

相手

2

3

6

9

13

30通り 各100円

大石川大二郎の見解

平均値の上下差がわずか10。そしてほとんどの馬が距離かコースで100以上を持ち前走も100台がズラリ。これでハンデ戦というのだからかなり頭を悩ますことになった。ただ裏返せば、人気ほどの能力差はないということ。難しい分、当てれば配当は良いということになる。狙いは◎エキストラエンド。平均値、前走がトップ。低いのはコースだけ。人気になっていないのでチャレンジしてもいいはずだ。相手は同じ平均値トップ○シャイニープリンスと安定感▲モーリス。人気ないが☆ブレイズアトレイルも数値的には争覇圏内。

元祖“情報” 田沼亨の予想

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田沼亨

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

10

相手

2

3

6

9

12

13

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

3

相手

2

6

9

12

13

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

13

相手

2

3

6

9

12

30通り 各100円

田沼亨の見解

4歳を迎えて本格化してきた10モーリスに逆らう手はない!重賞で好走してきた実力は一級品。晴雨兼用の末脚から直線で一気に抜け出し初重賞Vだ!次位は自在に立ち回れる3シャイニープリンス。安定感は抜群で逆転の可能性は十分。▲は復調ムードの13ブレイズアトレイル

厳選予想 ウマい馬券