※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。
NHKマイルCへの
ステップレースという位置づけですが、基本的には裏街道のマイル重賞で、むしろ本番に繋がらないことで定評があります。しかし、2012年の勝ち馬・
カレンブラックヒルのような例外もあり、遅れてきたスターが潜んでいる可能性も残されています。
1.先行馬が頑張れる
マイル重賞としては例外的に先行馬の活躍が目立つレースです。4コーナーで3番手以内にいた馬が最近5年間で4勝を挙げています。先行力の有無がまずチェックすべきポイントになります。
2.
ファルコンS組の存在感がアップ
中京競馬場の改修で芝1400mに変更された2012年以降、
ファルコンSとの関連性が深まりました。昨年は
ファルコンS組が1・3着。今年も
ファルコンS組から目を離せません。
3.500万下勝ち馬の勢いに注目
過去10年で前走500万下を勝って臨戦した馬が3勝を挙げています。すでに重賞を勝った馬はここをパスすることが多く、前走で重賞を負けた馬が主力を形成するのが通例です。鮮度に欠けるメンバー構成になりがちなので、500万を勝って勢いのある馬は侮れません。
グランシルクは中山マイルで2連勝中。前走は早め先頭に立つ危なげない内容でした。近親に
ブレイクランアウトがいる良血馬で、燃えすぎる気性がネックでしたが、マイル戦に矛先を向けることで才能が開花した印象です。今の勢いなら重賞でも差は感じられません。
ダイトウキョウは
グランシルクと同じく戸田厩舎の所属。やや詰めの甘いところがありますが、札幌・中山と直線の短いコースでは2戦2勝。安定した先行力から目が離せません。
ヤマカツエースは
ファルコンSで3着。直線で詰まる場面がなければ勝っていても不思議ない内容でした。主戦の池添騎手に戻るのは好材料。
アルマワイオリは
アーリントンC2着ですが、他馬より1kg重い斤量を背負ってのものですから価値があります。この世代のマイル路線では上位安定の存在。
アクティブミノルは
ファルコンSできわどい2着。先行して大崩れしない馬で、中山コースならばさらに戦力アップが期待できます。
ヤングマンパワーは
アーリントンCの勝ち馬。ここまでの3戦いずれも好勝負に持ち込んでいるように、大型馬らしからぬ器用さも持ち合わせています。重賞連覇なら一躍この路線の先頭に踊り出ます。
マテンロウハピネスは3戦2勝。
ダッシングブレイズの追撃を振りきったフ
ローラルウォーク賞は強い内容でした。初の関東圏への輸送をこなせれば。