2013年4回中山開催で行われたダート1200mの23レースのうち、馬券に絡んだ単勝二桁人気は10頭いました。そのうち8頭に共通するのが、坂路(美浦、栗東問わず)での追い切りにおいて、4F目に最速となるラップを踏んでいました。また、うち5頭は最終追い切りで最速ラップでした。

　◎ハルコマチは中山ダート1200mを7回走って、3着が1回。数字だけ見ると、適性のない条件に思えますが着外6回はすべて春または冬開催での成績。ダートが軽い秋開催では未勝利戦ながら3着に入っています。また、当時の調教内容はトラック。今回は最終追い切りを美浦坂路で行って、1F目15.1秒、2F目13.8秒、3F目13.3秒、4F目13.1秒と加速ラップを踏んでいます。

1.オーゴンマリア
今回：馬ナリ平均併用
前回：標準併用

2.サクラフローラ
今回：標準併用
前回：標準併用

3.フローラルダンサー
今回：標準少め坂路
前回：軽目坂路

4.ジャスティシア
今回：標準坂路
前回：標準少め坂路

5.フレックスハート
今回：標準少めトラック
前回：馬ナリ平均トラック

6.ガスター
今回：軽目トラック
前回：軽目トラック

7.ダイワコンシード
今回：軽目トラック
前回：連闘

8.プラントアゲン
今回：馬ナリ平均トラック
前回：急仕上げトラック

9.スノーレパード
今回：乗込併用
前回：馬ナリ平均併用

10.レディーピンク
今回：馬ナリ平均トラック
前回：標準トラック

11.デルマキャッツアイ
今回：標準坂路
前回：標準坂路

12.ヘレン
今回：乗込併用
前回：馬ナリ平均トラック

13.サンクタリリアス
今回：標準少め坂路主体
前回：馬ナリ平均坂路

14.テイア
今回：標準少め併用
前回：標準併用

15.ユキノマルガリータ
今回：馬ナリ平均トラック
前回：馬ナリ平均トラック

16.ハルコマチ
今回：軽目坂路
前回：標準坂路

【伏兵注意】サクラフローラは動き軽快で態勢整う。休み明けから力を発揮できるタイプで条件も良く連勝に期待。スノーパレードは上位安定。引き続き気配良好で好勝負。オーゴンマリアも昇級以降も好走続けており力量アップを感じる。フレックスハートはしまい生きる展開なら。プラントアゲンはスピード上位でダートでも侮れず、レディーピンクやフローラルダンサーなどにも注意を払いたい。

【相手探し】妙なアクシデントさえなければ、サクラフローラで順当。経験馬相手に、上がり36秒8でデビュー勝ちを決めた1勝目から、資質の片鱗を示していたが、前回の1分11秒4も、同条件の500万の別鞍を0秒9も上回る好記録だった。極端な体重の変動とスタートミスさえなければ能力でアッサリ。

第一本線はプラントアゲン。初ダートになるが、新潟の1000直適性が高いのなら、6Fダートにも適応力はかなり高い。スノーレパードは、前走発馬で後手。レディーピンクに先着は許したが、基本能力はスノー上位でいい。やけに坂路調教で動いたデルマキャッツアイ。ダイワコンシードには、大逃げという秘密兵器がある。

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指数では前走で同距離コースを99で勝っているサクラフローラ。本来であれば軸決定ということになるが今回は半年の休養アリ。でもその前にしても間隔が開いてのものなのでなんとかなると見て◎を打つ。相手には前走高い○レディーピンクと▲スノーレパード。3歳からは☆オーゴンマリアの一発。平均値2位△ユキノマルガリータは人気薄でも一発期待。

リフレッシュ放牧明けになるが雰囲気がいい2サクラフローラが有力。勝って同条件なら能力は一枚上手。2勝を誇る中山で鉄砲駆けの魅力はある。○は9スノーレパード。展開次第では浮上の余地はある。