【混戦】デアリングエッジは小柄ながら良血馬らしく休み挟んで動き前進。センスも良好で勝ち上がりに期待。クラウンドジャックも底力ある血統背景。距離延長プラスで仕上がりも良く好勝負。メイショウスイヅキは新馬戦快勝。距離延長カギも能力そん色なく争覇圏。アフターダークは巻き返しの態勢。クナウも使われつつ上向きで、クードラパンやテイケイレーヴなども差なく要注意。

【兄をなぞる】クードラパンは、二戦目の新潟マイルで勝ち上がり。走破タイムは1分35秒2止まりだが、上がり33秒4はかなり良質。ちなみに半兄のグランシルクとは、尾っぽの長さも(笑)、血統も毛色も異なるけれど、勝ち上がりは兄より時期もキャリアも一戦早く、ダイワメジャーのぶん、健やかに映る。

　逆転込みの対抗がリリカルホワイト。クローバー賞は、滞在競馬だけに20キロ増は許容範囲に思えた。ただ、少し目の尖ったダイワメジャーの娘。スタートで後手を踏み、強引に動かして行き機嫌を損ねたのが、敗因の理由かもしれない。初陣は東京マイルで1分36秒0。気分よく走らせさえすれば、牝馬限定なら時計通り資質はOP級だ。

　割って入ればメイショウスイヅキ。走破タイムは地味だが、デビュー戦の上がり34秒3・後続に0秒7差は、距離延長にも対応可能な健康感が漂っていた。ダリア賞2着のクナウ。デアリングエッジは血統に魅力。スミレの粘り腰も要警戒。

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前走81を同距離で出している◎クードラパンにしても初戦は68程度。そこを比較するとほとんどの馬に差がないという混戦。しかも前走比較でもほとんどが70台で差がついていない。調子一発で結果が決まってしまいそうな一戦である。基準としては唯一中山同コースを76で経験している▲ワンダフルラッシュ。そこに2走前81○クナウが割り込むかなという感じ。だが以下☆△も横一戦。無印にもありそうな馬がいて少頭数でも難しい。

距離延長で末脚がフルに引き出せるのが7クナウだ。ダリア賞は出遅れて流れに乗り切れなかったのが敗因。うまく仕掛ければ勝機はある。○は未勝利勝ちの内容が強かった3クードラパン。