【三つ巴】
キャンベルジュニアは、南半球産の遅生まれ。なるほど春先のデビュー時は、骨格は510キロ台だが筋肉が付き切っていない。その造りでも、新馬・夏木立を連勝。
ラジオNIKKEI賞は、さすがに15着と惨敗したが、将来にいろんな肉付けが可能な素質馬であることはわかった。この中間、土曜日のメインに出走する
アルバートを相手に、格上ではないかと思うほど調教は動いた。ムーアを配し、マイル路線転向も、堀師が適距離と判断してのものだろう。
サウンドバーニングも、この春2000m→マイルを連勝した3歳馬。前走の近江特別を2着と好走している。本命馬の能力と可能性にこだわったが、デキと距離適性は、むしろこちらが上かもしれない。
アールブリュットは、1800mに1分45秒3・上がりは33秒2という記録を保持。器の大きさは知っているが、いかんせん右回りはまだ結果が出せていない。
有力どころの上位三頭がけん制しあう形でスローを形成すれば
マルターズアポジーの逃げ残り。
NZT2着の
ショウナンワダチのキャリア。
パワースラッガーの流れ込みも一考。