【資質信頼】タイダルベイスンのポテンシャルに今一度こだわる。東京2000mの新馬戦、2分2秒5と上がり33秒5なら、文句なしに将来はOP。1年8か月もの休養を余儀なくされ復活に苦しんでいるが、珍しく連続して使えた。稽古駈けする馬ではあるが、この中間の追い切りも急上昇、2200mの距離も力でなんとかなる。

ローハイドとの追い比べが第一本線。まだ腰が甘く、外を回っては勝てない馬だが、唐戸特別が1分59秒7。前走の1分47秒9も500万では出色。

やや勝ち味に遅いが、長良川3着のサイモンラムセス。ダノンロンシャン、フロリダパンサー、レッドグルックも差はわずか。

　中京芝2200mは改修以降ディープインパクト産駒の回収率が単21%・複52%と極端に低く、勝率や複勝率も他の種牡馬と似た水準でしかない。スピード＋決め手という今の流行りとはちょっと違うテイストのコースだ。それゆえ現級で2着を続けている☆ローハイドあたりにとっても今回はリスクのあるコース替わりということになる。

　血統的に逆のイメージから、ということで◎はレッドグルック。好走してきた中山の芝は前年に比べると軽いが、それでも他場に比べたら中京との連続性はある。直線の長さを考えると単純に中京のほうが届きやすいということもあるだろう。

　○サイモンラムセスは既に中京コースでの好走歴がある馬。ブラックタイド産駒だからディープから遠い立ち位置というわけではないが、母の父も影響してか、パワーと持続力重視の競馬には向く。▲にコース替わりで一歩前進+馬券圏内がありそうなストーリーセラー。

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【伏兵注意】再転入後も善戦続くダノンロンシャンが主軸。サウンドメモリーは差し脚堅実で叩き3走目の上積みにも期待ができる。サイモンラムセスは休み明けだがブリンカー装着の効果で一発に注意。キズナエンドレスは前走の反動が心配だが、再度の逃げ粘りに警戒したい。流れ込みタイプのジューヴルエール、スリーヴェローチェが押さえ。

キズナエンドレス、ダノンロンシャン、フロリダパンサーが先手を主張したいクチ。流れは速いとみてよく、狙いは後方待機組。サウンドメモリーに白羽の矢を立てた。

未勝利勝ちが東京コースで、4角11番手からの差し切り。前回は中団からの競馬になったが、本来は末脚を生かすタイプ。その自分の形をとらなかった前走でも、走破タイム1分48秒5は、当日の馬場状態や流れを考えると優秀。レベルの高い一戦での3着だった。力上位の裏付けもある。

相手には、安定感抜群のレッドグルックとローハイドの2頭を上位にとったが、印を打ったキズナエンドレス、サイモンラムセス、フロリダパンサーもあまり差のない印象。

ノドの手術明け後に3戦4、2、2着と安定した成績を収めている9ローハイドが中心!前回は馬込みに包まれて完全に脚を余したが能力は上位。距離延長も歓迎なら巻き返す。対抗は連続2着が示す通りに地力がある8レッドグルック。