【上がり36秒0は出色】
デピュティプライムは、ダート短距離なら、OP特別の一つは楽々だろう。脚抜きのいい重馬場、スタート後の2Fめに10秒6という芝並みのHペースに恵まれたにせよ、2歳9月期に新馬戦で1分11秒5は相当速い。しかも、後続を5馬身とチギる楽勝。坂コースの中山で上がり36秒0も特筆モノだ。
母ジャドールは、6-8Fダートで3勝。
フレンチデピュティ産駒だけに距離に限界もあるだろうがOPに近いクラスで堅実に賞金を稼いでくれる孝行者だ。
時期は異なるが、
エポックは6月の阪神1200ダートを1分12秒5・上がり35秒9で一気差し。追い上げにモタついたが、猛然と追い込んだ
ヤマボウシ賞はなるほど。ただ、稍重で1分26秒5は、休み明けにしろ若干モノ足りない。
サウンドスカイは、良馬場で1分26秒4の楽勝。理屈的にはこちらの時計のほうが精度が高いか。阪神と京都の違いはあるものの、
ソーディヴァインの前回は1分25秒0。小倉2歳S3着の
レッドラウダも、ダート転向に陣営は自信満々。