11R

ローズS

15:35発走 / 芝1800m (右 外 A) / 天候:晴 / 馬場:良
4回 阪神 4日目 サラ系3歳 オープン       (国際) 牝(指) 馬齢 17頭
本賞金:5000,2000,1300,750,500万円
  • Course コース詳細
  • IPAT連携

 望田潤の予想

img_yoso

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

15

1点 1000円

馬連流し

15

相手

3

6

8

10

12

13

16

7通り 各1000円

ワイド流し

15

相手

4

8

2通り 各1000円

望田潤の見解

 タッチングスピーチ母リッスンはフィリーズマイル(英GI・芝8F)の勝ち馬で、リッスンの全姉シクウォイアはモイグレアスタッドS(愛GI・芝7F)に勝ち2000ギニーのヘンリーザナビゲーターを産んでいる。

 名牝系に一流種牡馬が代々かけられてきたピカピカの良血で、母母ブリジッドはリヴァーマンのニアリークロス2×2、リッスンはボールドリーズン≒ネヴァーベンドの3/4同血クロス3×4と代々の配合も良く、繁殖としてのポテンシャルはかなり高い。

 そこにディープインパクトが配されたのがタッチングスピーチだが、体型や走りはディープよりも母父サドラーズウェルズが強く、肩が立っていて掻き込んで走るので、洋芝の2000mでようやくパワーを発揮したが、それにしてもインベタ馬場を大外一気でビュンと差し切ってしまったのは見事。

 相手がグンと強化されて阪神外回りの斬れ勝負、前走のようにはいかないだろうが、これだけの名血好配合が本格化してきたのだから、器だけで◎を打ってみたくなる。

 井内利彰の予想

img_yoso

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

4

1点 500円

複勝

4

1点 1700円

3連複軸1頭流し

4

相手

3

8

9

10

13

15

15通り 各100円

3連複フォーメーション
1着

4

2着

8

10

13

相手

1

2

3

6

7

8

9

10

11

12

13

14

15

33通り 各100円
3連単1着流し
1着

4

相手

3

8

9

10

13

15

30通り 各100円

井内利彰の見解

 2007年以降、阪神芝1800mで行われるようになったローズS。以前のローズSとの大きな違いは最後の直線の長さ。これだけでも坂路調教馬に有利なレースになりますが、加えて、コーナーが2つになったことで、よりトラック<坂路という調教適性の重賞になりました。

2007 ダイワスカーレット(1)/標準坂路
2008 マイネレーツェル(7)/標準坂路
2009 ブロードストリート(5)/標準坂路主体
2010 アニメイトバイオ(4)/標準トラック
2011 ホエールキャプチャ(1)/標準坂路主体
2012 ジェンティルドンナ(1)/標準坂路
2013 デニムアンドルビー(1)/標準併用
2014 ヌーヴォレコルト(2)/標準併用
※()内は単勝人気順位

 過去8回の優勝馬を見ても、トラック単一調教の優勝は2010年のみ。あとはすべて坂路を併用している調教タイプです。また、5番人気以下で優勝した2頭はいずれも最終追い切り場所が「栗東坂路」です。

 実は先週の阪神芝1800mで行われた西宮Sでは、最終追い切り場所が栗東坂路でラスト1Fが最速になる、きれいな加速ラップを踏んだ馬が上位を独占。勝ったリメインサイレントが11番人気だったことに加えて、3着アドマイヤドバイも12番人気。3連複14万馬券という大波乱になりました。これらを考慮すると、併用系統の調教タイプで最終追い切り場所が栗東坂路、そしてラスト1Fが最速になるきれいな加速ラップが文句なしの本命となります。

 ◎シングウィズジョイ。調教タイプは標準併用、最終追い切り場所は栗東坂路。そして、そのラップは13.8→13.0→12.3→12.2秒と文句なしの数字。4F51.3秒は自己ベストを更新する時計です。そもそも、8月27日のCWでの追い切りを見た時に「春と全然違う」と感じ、それを厩舎関係者に質問したくらい。トモがしっかりして、重心にブレのない走りができるようになったと聞いていましたが、今の追い切りでの動きがまさにそんな感じ。レース当日の馬体重に関しては「10キロから20キロは増えているかも知れませんが、全く心配ないですよ」と大江祐輔調教助手。オークスでの惨敗を考えれば、成長なくして、オークス馬を負かすことはできないと思いますが、今の状態なら十分に勝つことができます。

 ○トーセンビクトリーは最終追い切り場所がCW。これは2013年の優勝馬で同厩舎のデニムアンドルビーと同じ。今回の調教タイプ、乗込併用は角居勝彦厩舎の好成績調教タイプ。最終追い切りの併せ馬では遅れていますが、これは前走も同じ。あえて記しておくと、デニムアンドルビーも最終追い切りの併せ馬では遅れていました。

 ▲ミッキークイーンは追い切り本数の少ない調教タイプ。もし勝つようであれば、初めてのケースになりますが、2着や3着なら追い切り本数が少なくても好走例があります。特にトラックでラスト1Fが最速ラップを踏んでいる馬は要注意。馬体の成長はないと思いますから、春の性能でどこまで。

 ☆レッツゴードンキは標準併用で最終追い切りが栗東坂路。ラスト1Fが最速ラップではありませんが、4F時計は自己ベストを更新。決して悪い仕上がりではないと判断しました。△タッチングスピーチ、△サンクボヌールの石坂正厩舎の2頭は勝負調教に該当。△アンドリエッテは坂路4F時計の自己ベストを更新しました。

 以下の△は自己ベストを更新していたり、近5走以内に芝レースでメンバー最速上がりをマークしていて、ラスト1Fが最速の最終追い切りを行っている馬を取り上げています。

1.レッドカーラ
今回:急仕上げ坂路
前回:標準坂路

2.テルメディカラカラ
今回:標準多め坂路
前回:軽目トラック

3.アンドリエッテ
今回:標準坂路
前回:馬ナリ平均坂路主体

4.シングウィズジョイ
今回:標準併用
前回:標準坂路

5.プレミオテーラー
今回:馬ナリ平均トラック
前回:標準併用

6.ライトファンタジア
今回:標準多めトラック
前回:標準多めトラック

7.ペルフィカ
今回:標準坂路
前回:標準併用

8.ミッキークイーン
今回:標準少めトラック主体
前回:標準トラック主体

9.サンクボヌール
今回:標準坂路主体
前回:標準少め坂路

10.レッツゴードンキ
今回:標準併用
前回:乗込坂路

11.レーヌドブリエ
今回:標準少め坂路
前回:馬ナリ平均坂路

12.ディープジュエリー
今回:軽目トラック
前回:馬ナリ平均坂路

13.トーセンビクトリー
今回:乗込併用
前回:馬ナリ平均トラック主体

14.ティーエスクライ
今回:標準トラック
前回:軽目トラック

15.タッチングスピーチ
今回:標準坂路
前回:馬ナリ平均トラック

16.クイーンズリング
今回:標準坂路
前回:標準坂路主体

17.メジャーガラメキ
今回:標準坂路
前回:馬ナリ平均坂路

 山崎エリカの予想

img_yoso

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

6

-

10

1点 2000円

馬連流し

10

相手

3

5

16

3通り 各1500円

馬連流し

10

相手

1

11

2通り 各500円

ワイド

6

-

10

1点 1000円

3連複軸1頭流し

10

相手

1

3

5

6

11

16

15通り 各100円

山崎エリカの見解

 秋華賞トライアルのローズSローズSといえば、デニムアンドルビーが勝利した一昨年のように、道悪になって前がキレイに潰れた年もありますが、良馬場ならば牝馬限定戦らしくスローから平均的な流れになることが多いレースです。つまり、先行馬が有利で、極端な話、フルゲート18頭立ての最後方から、まとめて17頭も差し切れるような流れにはなりづらいということです。

 しかし、追い込み馬は不利なのに、前売りの時点でミッキークイーンが、けっこうな支持を集めての1番人気に推されています。確かにミッキークイーンオークス馬ですが、オークスはレースメイクしたノットフォーマルの鞍上がG1・2度目の挑戦というキャリアの浅さを出すように、3コーナーから早仕掛けをしたために前が自滅したレース。ミッキークイーンは展開に恵まれた面も大きかったことも否めません。

 ミッキークイーンは、これまで5戦5連対の優等生。また、スローペースで明らかに先行馬が有利だった忘れな草賞でも3コーナーからじわりと進出して勝利を決めています。しかし、今回はそのときよりも距離が短くなり、相手も強化。もともとスタートが遅いタイプでほぼ確実に位置取りが悪くなりそうなので全幅の信頼が置けません。

 また、オークス5着のアンドリエッテは、川田騎手に追い込み馬として育てられましたが、スタート自体は悪くないので、横山典騎手への代打騎乗で、いきなり先行ということも考えられます。しかし、これまで先行したことがない馬がいきなり先行した場合、よっぽど逃げ、先行馬としての資質が高くないと仮に展開に恵まれたとしても中途半端な着順で終わってしまうこともしばしば。先週の紫苑Sアースライズ(オークス4着)の二の舞になってしまう可能性も考えられるでしょう。

 やはり本命にすべきは、もともと先行馬で能力のある馬ということになります。よって◎には、今年の桜花賞を4馬身差で圧勝したレッツゴードンキを推します。オークスでは桜花賞の圧勝劇の疲れが残ってしまったようで、折り合いを欠いて10着に沈んでしまいましたが、着差を見るとチグハグな競馬をしながらも勝ち馬から1.1秒しか離されておらず、能力の高さを感じ取ることは出来ました。

 かつて桜花賞を圧勝してオークスで惨敗に終わったキョウエイマーチは秋緒戦のローズSを快勝しています。他の桜花賞馬もローズSでは好成績を残していることが多いようです。今回のメンバーは積極的に行きたい馬が少ないメンバー構成で平均よりも遅い流れになりそうなだけに、折り合いさえつけば展開的にも恵まれるでしょう。実力的にも申し分なく、ここを勝利して、今後はかつてのキョウエイマーチのような活躍を期待したいところです。

 ○はデビューしてから前走まで全て3着以内に走っている実力馬ライトファンタジア。前走の西海賞は1番人気を裏切って3着となってしまいましたが、そもそも古馬混合の1000万下で3歳馬ながらいきなり3着に好走したことは高い能力があればこそです。

 前々走で500万下を勝利し、前走の1000万下戦を惜敗というパターンはローズSで上がり馬が好走する一番多いパターン。それにライトファンタジアはぴったり嵌ります。先行策から流れに乗れば十分好走のチャンスがある馬と言えるでしょう。

 ▲は今年の5月に遅いデビューをしたプレミオテーラー。最初の3戦は4着、12着、6着と平凡な成績でしたが、近3走は2着、3着、1着と充実急な馬です。特に前走の小倉未勝利戦は重馬場を好位追走から直線で一気に抜け出す強い内容の競馬、PP指数も未勝利戦としてはかなり優秀な数字となりました。

 今回は先行勢がやや手薄なメンバー構成だけに、展開も向きそうです。前走でタフな競馬を経験していることも、今回のレースにおいてスタミナアップに繋がるでしょう。昨年に続いて前走未勝利戦からの好走馬が出るかもしれません。

 古澤秀和の予想

img_yoso

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

10

1点 3000円

複勝

10

1点 7000円

古澤秀和の見解

【パドック速報対象レース】
当レースはパドック速報対象レースです。レース発走20分前に最終結論(印・買い目・見解)を公開します。パドックの気配で前予想と最終結論が変わる可能性がありますので、予めご了承ください。
8番:仕上がる。
9番:馬場合いそう。
10番:成長しているし、馬場も合う。
16番:ビッシリ仕上がる。馬場合いそう。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

img_yoso

丹下日出夫

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

15

相手

8

9

10

12

13

16

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

15

2着

8

相手

9

10

12

13

16

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

15

2着

10

相手

8

9

12

13

16

30通り 各100円

丹下日出夫の見解

【資質信頼】タッチングスピーチの本格化を待っていた。忘れな草賞8着で今春を切り上げたが、札幌戦は滞在効果もあって、4キロながらも増量に成功。道中の位置取りはほぼシンガリ。前半1000m・1分0秒5という、洋芝にすればかなりタフなミドルラップに恵まれたとはいえ、走破タイムの2分0秒3は、1・2回札幌2000m戦の中では、札幌記念に次ぐ好記録。ラスト4Fのレースラップは11秒9―11秒7―11秒8―12秒1(3Fは35秒6)――対する自身の上がりは、野芝の新潟なら32秒台に相当するだろう34秒2。位置取りから逆算すると、11秒台を4連続。ゴール板が近づくにつれグングンと加速力を増すラップも、きわめて上質。ディープインパクト産駒でも母の父はサドラーズウェルズ。血統によってはパワー型――そう、ディープにも遅咲きの仔がいていい。

むろん、オークスミッキークイーンは強敵。あのジェンティルドンナの2分23秒6という記録には及ばないまでも、本年のオークスは歴代2位の2分25秒0。このオークスの記録が世代の層の厚さとレベルの高さを物語っている。しかもミッキークイーンの樫の女王への歩みは、決して平坦とはいかなかった。クイーンC2着で一線級に入っても勝ち負けの感触は得たものの、馬体をどう維持するか。桜花賞は賞金不足で抽選除外。忘れな草賞からオークスへと、ローテーションの変更も余儀なくされたが、中距離2000mを使ったことで、東京2400mにも余裕を持ってのポジション取り。最大のライバルであるルージュバックが、ひと足先にロングスパート。格好の標的となったのも確かに幸いしたが、オークスは430キロ。春はおっかなびっくりで走っていたことも確か。骨格的にそう大きくはならないだろうが、細身ながらも幾度か、この夏もCWでミッシリと叩きだしてきた。今期の阪神も力通りのパワー馬場。[2100]というコース実績ももちろんだが、外回り1800mは能力がダイレクトに伝わりやすい。

桜花賞レッツゴードンキは、3日に栗東坂路で1F・11秒9をマーク。10日にはCWで6F追い。いきなりエンジン全開でローズSを迎えそうだ。桜花賞逃げ切り勝ち。続くオークスは、逃げれば他馬の目標になるのは目に見えている。2400mも微妙に長い。とあれば、なんとか好位のポケットで我慢――しかし、ゲート入りをゴネた馬がいたりして発馬機内で待たされ、直線入り口ではガス欠。10着に失速したが、1800mならば多少強引に押しても止まらない。案外と岩田もシンプルに、勝ちに徹する逃げをうつ?

今年のローズSは、素質馬揃って連穴も豊富。サンクボヌールは、26キロ増の馬体で小倉1800mを上がり33秒9の加速ラップで一閃。同じ夏の小倉をステップに台頭した、一昨年2着のシャトーブランシュの上昇気配と相通じるところがある。

トーセンビクトリーも、目下2連勝。西部スポニチ賞は、メリハリの効いたラップにも目下の進境が読み取れる。母はトゥザヴィクトリー、血統馬の本格化は軽く見過ごしてはいけない。ひと夏越えたからと言って、肉体的にまだまだ足りないものも多いように思うが、ディープジュエリーはそれでも春は3連勝。完成途上でも、東京でも中山でも33秒台の脚が使えた。

至高の頭脳 須田鷹雄の予想

img_yoso

須田鷹雄

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
3連単フォーメーション
1着

3

8

2着

3

8

相手

6

10

12

13

16

10通り 各500円
3連単フォーメーション
1着

3

8

2着

6

10

12

13

16

相手

3

8

10通り 各500円

須田鷹雄の見解

 ローズSオークスからの直行組が強いレースではあるのだが、オークス1桁着順の範囲なら順番が入れ代わることは十分にありうる。春のGI馬は人気が高まりすぎることも多いので、別な切り口も検討したいところだ。

 ◎はオークス組では当時2番目の着順(5着)のアンドリエッテとする。ディープインパクト産駒だが上がりの速さに依存しないタイプ。ここは外回りの重賞だが前半きっちり流れる年も多く、そうなると○ミッキークイーンともども差しが届きやすくなる。その想定だと、上がり勝負を好む△ディープジュエリーや先行タイプの△レッツゴードンキあたりは展開が逆風になるということになり、実力は認めつつも△までだ。

 ▲☆は1000万条件組。勝ってきたということと血統背景から☆トーセンビクトリーに目が向くが、▲ライトファンタジアもチャンスは十分だ。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

img_yoso

コンピューター予想

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

2

6

13

17

12通り 各400円

3連単BOX

2

6

13

17

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

高配当もズバリ! netkeiba関西本紙の予想

img_yoso

netkeiba関西本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

8

相手

3

4

10

12

13

16

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

13

相手

3

4

10

12

16

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

10

相手

3

4

12

13

16

30通り 各100円

netkeiba関西本紙の見解

【伏兵注意】樫の女王ミッキークイーンに注目する。前走のオークスはメンバー最速の末脚で差し切り勝ち。充実一途で、5戦5連対とまだ底も見せていない。放牧明けだが仕上がり良好。追ってしっかりしており、直線の長い阪神の外回りもいい舞台だ。トーセンビクトリーは夏場に2連勝と、良血開花のきざし。使っている強みで一発があるか。レッツゴードンキ桜花賞勝ち馬。オークスは折り合いを欠いて10着と惨敗したが、距離短縮で巻き返す。アンドリエッテは調教で軽快な動きを披露。末脚がハマれば。クイーンズリングシングウィズジョイディープジュエリーを押さえる。

 栗山求の予想

img_yoso

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

8

相手

3

4

10

13

16

10通り 各400円

3連単1着流しマルチ
1着

8

相手

3

4

10

13

16

60通り 各100円

栗山求の見解

 ◎ミッキークイーンは「ディープインパクト×ゴールドアウェイ」という組み合わせで、トーセンマタコイヤ(現在5戦3勝)の全妹にあたる。母ミュージカルウェイは現役時代にドラール賞(仏G2・芝1950m)など3つの重賞を制した活躍馬。ディープインパクト産駒の典型的な走る配合パターンに属しており、ヴィルシーナフレールジャックマーティンボロディープブリランテトーセンラースピルバーグデニムアンドルビーパッションダンスといった重賞ウィナーと配合の骨格がよく似ている。

 オークス勝ちの実績どおり、高い資質の持ち主であることは間違いない。阪神内回りコースで行われた忘れな草賞(OP)を勝っているものの、末脚を武器とする馬なので、今回の外回りコースのほうが合っている。順調に夏を過ごすことができたので、休み明けで90%のデキでも馬券圏内を外すことは考えづらい。

 奥田隆一郎の予想

img_yoso

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

13

1点 2500円

馬連BOX

8

13

16

3通り 各2500円

奥田隆一郎の見解

トーセンビクトリーは、近2走にて茶臼山高原特別(500万下)と西部スポニチ賞(1000万下)を連勝した上がり馬。古馬相手に1000万特別を勝利したことから、同世代の牝馬相手なら重賞を好勝負になる。未勝利で同コース2着後に、直結コースの京都芝1800mを勝利しており、外回りコースの1800m戦に適性がある。実績×適性が高評価で前述した穴馬条件にも該当するため、勝ち負けできる。

クイーンズリングは、直結コースの阪神芝1600mにてG1レースの桜花賞を4着に好走した。桜花賞はスローペースになって出遅れたことで差し届かなかったが、今回は外回りコースの1800m戦なので、この馬にとって戦いやすい。重賞のフィリーズレビュー(G2)を上がり最速で制しており、外枠からの差し脚に注目する。

最速予想 netkeiba編集部の予想

netkeiba編集部の見解

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 秋華賞ステップ重賞はこれひとつだけ(紫苑Sはオープン特別)なので、牝馬のトップクラスの大部分がここを復帰戦に選んで、毎年豪華メンバーで行われます。しかしそのわりには堅く収まらない傾向があります。阪神芝1800mで行われた過去8年で、6番人気以下の人気薄が1勝、2着5回、3着4回。牝馬は消長が激しいため、春の実績を鵜呑みにできない難しさがあります。

1.GI実績は過信禁物

 すでにGIタイトルを持っていた馬のこのレースにおける成績は[3-0-0-8](過去8年)。勝ったのはダイワスカーレットジェンティルドンナヌーヴォレコルトの3頭だけで、残りはいずれも馬券圏外に沈んでいます。

2.速い上がりを使えるか

 重馬場になった2回を除くと、勝ち馬が使った上がり3Fの数字は33秒2から34秒2の間に入ります。底力よりは切れ味勝負になりやすく、春の実績馬が苦戦するひとつの原因になっています。

3.先行有利

 過去8年で4コーナーで4番手以内にいた馬が[4-0-3-29]。勝ち馬の半数がこの組から出ています。前が止まりにくい条件ですので、不器用な追い込みタイプの評価は下げて考えたいところです。

 レッツゴードンキはレース展開に恵まれたといえ桜花賞の4馬身差圧勝は並みの馬にできる芸当ではありません。距離が長すぎたオークスは凡走したものの、札幌2歳Sを見れば1800mは守備範囲。パワーを要する阪神もこの馬には合っています。

 トーセンビクトリーは今夏の上がり馬。前で競馬ができるのも強みです。シングウィズジョイフローラSの勝ち馬で、君子蘭賞勝ちが示す通り阪神芝1800mはベスト条件のひとつ。ミッキークイーンオークスは鮮やかでしたが、不器用さが残りますし距離も本番のほうが向くでしょう。

 ディープジュエリーは3戦3勝と底を見せていませんし、1800mの決め手勝負はお手の物。クイーンズリングフィリーズレビューの勝ち馬ですが本来は今回の距離が向いているはず。サンクボヌールは前走小倉1800mで3F33秒9の脚を使って追い込み勝利。抽選突破なら侮れません。

前半3ハロン理論 小林誠の予想

img_yoso

小林誠

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

8

相手

3

6

11

12

13

16

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

11

相手

3

6

12

13

16

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

6

相手

3

11

12

13

16

30通り 各100円

小林誠の見解

【中心不動】オークス馬08ミッキークイーンが、順調に夏を越して前哨戦を迎えた。オークスで見せたパフォーマンスからも順当に勝ち負けであり、紛れる可能性があるなら間違いなく「相手」のほう。こちらはかなりひねって、11レーヌドブリエと06ライトファンタジアの2頭を上位に選んでいる。◎-○▲から流す3連単や3連複のフォーメーションで勝負。

アグレッシブ予想 藤村和彦の予想

img_yoso

藤村和彦

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

8

相手

2

9

13

15

16

17

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

13

相手

2

9

15

16

17

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

17

相手

2

9

13

15

16

30通り 各100円

藤村和彦の見解

【小波乱】ミッキークイーンは能力上位。決め脚を発揮する。トーセンビクトリーはセンス上々。スピードとパワーを兼備しているメジャーガラメキも侮れない。

 小原靖博の予想

img_yoso

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

13

相手

3

8

9

10

15

16

12通り 各300円

3連単1着流し
1着

13

相手

3

8

9

10

15

16

30通り 各100円

3連単2着流し
2着

13

相手

3

8

9

10

15

16

30通り 各100円

小原靖博の見解

 トーセンビクトリーは、まだ完成途上ながらここにきての良化が顕著。前走は古馬の男馬相手に完勝したが、その時よりデキは数段いい。春の実績馬はここが秋緒戦で休み明け。勢いに乗って上位を狙う。

 相手は、目標は次でもいい状態に仕上がっているミッキークイーン、500万を勝ち上がったばかりでも素質見劣らないタッチングスピーチを有力と見たが、アンドリエッテサンクボヌールレッツゴードンキクイーンズリングも押さえは必要。

元祖“情報” 田沼亨の予想

img_yoso

田沼亨

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

8

相手

3

6

10

12

13

16

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

3

相手

6

10

12

13

16

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

10

相手

3

6

12

13

16

30通り 各100円

田沼亨の見解

オークス馬8ミッキークイーンが主役を演じる。心身がともに充実。一段とパワーアップしてきた。実績ある阪神コースで直線抜け出す!次位は3アンドリエッテで末脚に威力を増してきたなら脅威だ。▲は桜花賞馬10レッツゴードンキ。距離短縮と得意コースで善戦は可能だ。

厳選予想 ウマい馬券