【ディープの英雄】ガリバルディに、ようやく芯が入ってきた。ディープの良血牡馬は、時にかわいそうにも思えるほど、人気先行型の“英雄”を生み出すことがあるが(笑)、同馬はその典型。しかし、慎重に時や期を待ったことで、懸案の腰回りが体重表記以上に充実。1分32秒7・33秒9も、現級レベルにかなり近い。大幅な馬体減さえなければV2十分。

　タイセイアプローズは、清滝特別・1分46秒3の時計を、昇級4着で結果として示した。スローの上がり勝負とはいえ、ムーンクレストの上がり33秒0も鮮烈。

　ホームの関西圏・自己条件に戻ればイリュミナンスも即復活。長期休養明けになるが、ラブラバードの鴨川特別・1分58秒4は強かったなぁ…。

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【上位拮抗】ガリバルディの前走は8カ月ぶりだったが、好位からしっかり伸びて快勝。血統馬で競馬センスがいい。ここでも素質は見劣らない。イリュミナンスの前走は久々でゲート出もよくなかった。叩き2走目で適クラなら、一変があっても不思議はない。タイセイアプローズの前走はスローで切れ負けした。流れひとつで前進可能。ムーンクレストは折り合えば切れる。サンライズタイセイ、ブラックムーンにも注意。

【連勝期待】ようやく軌道に乗ってきた、素質馬08ガリバルディ。昇級でも人気になって当然の器で、条件適性の高さも目立っている。素直にここを中心視し、相手は04タイセイアプローズと09リヤンドファミユの2頭を上位に評価する。少頭数でもあり、大きく紛れるケースは考えづらい一戦だ。

【小波乱】ガリバルディは地力アップ。いい脚をしっかりと持続できる。しぶとさ十分のタイセイアプローズが対抗。ブラックムーンは立ち回りがうまい。

全頭がかなり凝縮された範囲に固まっている。だがそれでも指数は◎ガルバルディが一番良い。やはり前走で103を出している点がいい。相手は平均値順で○イリュミナンスと▲ラブラバード。距離コース100持つ3歳☆ムーンクレスト。少頭数でも△は3点キッチリ打っておきたい。

休養明けを挟んで連勝中の8ガリバルディが有力。器用に立ち回れる脚があり、距離はベスト。うまく仕掛ければ差し切れる。次位は3ムーンクレストで上り調子にあり好走は必至。▲は1ブラックムーンで切れ味は準オープンでも通用する。