【補える】秋華賞は14着という二桁着順に終わったハピネスダンサーだが、紫苑S・4着で、現級の1000万はもちろん。もうひとクラス上の準OPくらいは見えた。高速馬場向きではないが、平坦なら力と先行力で補える。

当面の目標は、京都2000mに1分58秒2という持ち時計があるテイエムダイパワー。ポセイドンバローズは好調を維持しながら、〔1010〕という良績のある小倉へ遠征。3勝馬ティアーモの、もっとも印象深い勝ち鞍は小倉だった。

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【混戦】上位拮抗だが、堅実に差を詰めるポセイドンバローズを中心視。ゲットアテープは前走ひと息も力量的にチャンス大。テイエムダイパワーは長休明けだが現級実績を評価。メイショウエゾフジは単騎逃げが叶えば残り目が狙える。リフトザウイングスは距離延長での変わり身に要注意。休み明けも素質あるハピネスダンサーが穴。

秋華賞は完全に後方待機組が有利の流れ。ハピネスダンサーにとっては厳しい展開になってしまった。あくまで卓上の計算になるが、走破タイムの1分59秒3は当日の馬場状態を考慮すると1000万Vレベルをクリアしている。今回は十分に間隔を空け、立て直しを図ってきた。小倉に実績があり、ここを目標にきたとみていいはず。力も通用となれば中心視していい。

相手本線はテイエムダイパワー。しぶとさが持ち味のタイプ。現級V実績もあるが、開幕週の馬場状態も歓迎だろう。同じく馬場状態を味方にできそうなのが、メイショウエゾフジ。先手が取れそうなメンバー構成でもあり、逃げ切りを警戒の単穴評価。

重賞戦線を歩んできた能力の高さから6ハピネスダンサーが中心。馬体調整で立て直した効果で復調ムード。自己条件に戻れば地力上位。平坦で更に末脚が生きそうだ。対抗はスピードある1メイショウエゾフジ。大逃げを打てれば小回りでは不気味。相手なりに伸びてくる9ゲットアテープが▲。