【11秒7でフィニッシュ】サトノアリシアが好調。新馬戦から大幅な時計更新とはいかなかったが、同じ1分50秒台でも、前走はラスト1Fを11秒7でフィニッシュ。その加速力の数値が、目下の勢いとイキの良さを物語っている。

　対抗のニシノキララコも、ラスト4F・11秒7―11秒7―11秒7―12秒4という、タフなラップ構成を差し切っている。マイネルザウバアの福島・新馬のタイムは1分51秒3。勝ちっぷりはマズマズだったが、洋芝の北海道組と比べると、数字的にやや質が劣るか。バンドオンザラン、ヘッチエ、ベッティングは、恵まれた際の3着争い。

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【順当】福島での新馬勝ちながら、早くにここへと目標を定めたマイネルザウバア。出遅れたり、寄れたりと、まだまだ幼さは見せているのが現状だが、それでいて、しっかり勝ち上がるのだから素質はかなりのもの。相手も中央馬でサトノアリシア。初戦はレコード決着の2着。正直、未勝利勝ちは、もう少し突き放してくれると思ったので、若干拍子ヌケだが、このメンバーでは○より下には落とせない。

初戦勝ち抜けならば60台でも通用するレース。72で勝ち抜けている2頭から◎マイネルザウバアと○サトノアリシアを挙げる。しかしこれはおそらく人気サイド。前走同距離コース79▲ニシノキララコと前走80☆バンドオンザランを相手にするが、以下からは拾いたい数字はない。

キャリアを積むごとに地力がアップした9サトノアリシアが主力。うまく先行力を生かせれば連勝のチャンスは十分。○は4マイネルザウバアで潜在能力は高く洋芝も合いそうだ。