【新ロード】
ドラゴンストリートの6F替りと可能性に期待した。準OPの
清水S・1分32秒1という好タイム2着を含め、1600-1800mで4勝を挙げてきたが、ここ最近は道中折り合いに気を取られコントロールが効かない。前走の
垂水Sも馬込みで我慢をさせようとしたが、最後はスタミナ不足を露呈してしまった。ただ、戦績を考えれば、1200mなら馬の気に任せ多少ハイペースで飛ばしても脚はもつ。戸崎はデリケートなスピードタイプを御すのも上手い。平坦に近い福島コースなら、従来と一変した競馬風景を描けていい。
対抗はハッシュ。下級条件時代の戦績とはいえ、福島6ハロンは5戦2勝・2着2回という良績を残してきた。52キロという斤量ながら、目下二連勝。中間も栗東坂路で好タイムを連発、デキもかなりいい。戦法は逃げ、蛯名の手綱にも迷いは少ない。三番手は
メイショウハガクレ。水無月Sは7番人気で2着ながら、福島コースは3戦1勝、3着1回。少し記録は古いが、一昨年の
テレビユー福島賞を3着している。
ユキノアイオロスも、横山典とのコンビで昨年の
テレビユー福島賞を、1分7秒7・小差の0秒2差に好走。近走も勝ち負けには届いていないが、末は着実に伸ばしている。雨が降り、少し時計の掛かる馬場になれば、連れて
タガノアザガルも上位争い必至。3歳春GIIIの
ファルコンS勝ちがある旧OP馬。三走前OP特別の
春雷Sを4着、前走の水無月Sは3着など、
パワー勝負の差し比べになればチャンス十分。水無月S4着の
アドマイヤイナズマも差はわずか。
ジャストドゥイングは、休み明けのぶん、今回は押さえまで。