11R

七夕賞

15:45発走 / 芝2000m (右 A) / 天候:晴 / 馬場:良
2回 福島 4日目 サラ系3歳以上 オープン       (国際)(特指) ハンデ 16頭
本賞金:4100,1600,1000,620,410万円
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 山崎エリカの予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
複勝

9

1点 5000円

馬連流し

9

相手

4

5

7

16

4通り 各1000円

馬連流し

9

相手

8

12

2通り 各500円

山崎エリカの見解

七夕賞は7枠が有力」と言われたのは、七夕賞が夏の福島最終週に行われていた頃の話。当時は福島の馬場状態も悪く、最終日ともなると内側の芝がボロボロになって、外差しが決まってばかりでした。とりあえず、外目の枠の差し馬のBOX馬券を買っておけば、かるーく万馬券が獲れたこともありました。

 ところが、先週のラジオNIKKEI賞の予想コラムでもお伝えしたように、福島は2012年に芝を密度の濃いものに張り替えて以来、馬場高速化が顕著。さらに春の東京開催が2週延長されたことで、七夕賞は2回福島4日目に繰り上がりました。つまり、七夕賞当日は、大雨が降らない限り、高速馬場で行われることが多く、レースは末脚勝負。内目の枠から逃げ、先行馬ががんばることがよくあります。

 しかし、七夕賞が行われる福島芝2000mの舞台はちょっと例外。1コーナーまでの距離が約500mと長く、さらにテンから2度の坂を下るために、福島芝1800mよりも前半が速くなる傾向があります。最初の下り坂でどうしてもダッシュがついてしまうので、逃げ、先行馬は予定以上にペースを上げてしまいます。その結果、ハイペースが生まれて、差し、追い込み馬が台頭するというのが例年のストーリー。おそらく今年もそうなるでしょう。

 よって、◎にはダート路線から芝に転向して、前走で準オープンのむらさき賞で結果を出したバーディーイーグルを推します。今回は相手が強化されますが、例えばひと昔前のユメノシルシのように(もっと大物を出せばスクリーンヒーローのように)、ダートから芝替わりで結果を出した馬というのは並みの上り馬以上に勢いがあるもの。前走でもおっつけながら追走していたように、前に行ける脚がないのが弱点ですが、レースが緩みないペースで流れる想定ならば十分に狙いが立つでしょう。また、同馬は初重賞挑戦ということもあり、ハンデも54kgと恵まれました。

 ◯は、一気の距離延長で相手も強い前走の天皇賞(春)は17着に大敗しましたが、それ以前のレースでは安定感が光る走りを見せていたヤマニンボワラクテ。もともと自在性がある馬ではありますが、前走で芝3200m戦を使った後の一戦となるために、これまでよりもテンの入りが遅くなる可能性が高いのもいいでしょう。

 ▲は、芝2000mの重賞を2勝している実力馬マーティンボロ。今回は内に逃げ・先行馬が3頭いるので、それらを見ながらその直後の内をコースロスなく進めそう。また、前走で芝のマイル戦を使われているので、後方に置かれることなく、好位でレースを運べるでしょう。そろそろ復活してもよい頃と見ます。

好配当連発 netkeiba関東本紙の予想

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netkeiba関東本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

10

相手

3

4

6

7

8

16

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

4

相手

3

6

7

8

16

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

16

相手

3

4

6

7

8

30通り 各100円

netkeiba関東本紙の見解

【混戦】ルミナスウォリアーは休み明けの前走快勝。力をつけ気配も充実しており55キロなら重賞初挑戦でも勝ち負け見込める。ダコールは地力上位。58キロ鍵で8歳だが気力充実しており好勝負十分。シャイニープリンスは前走で○に先着。引き続き状態良く争覇圏。アルバートドックは末脚安定。ヤマニンボワラクテも巻き返し見込め、マジェスティハーツメイショウナルトなどにも注意を払いたい。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

9

相手

4

7

8

10

14

16

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

9

2着

16

相手

4

7

8

10

14

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

9

2着

10

相手

4

7

8

14

16

30通り 各100円

丹下日出夫の見解

バーディーが決まった】バーディーイーグルが初重賞制覇、ロングショットを決める。ダートでは正直頭打ち。三走前の常総Sで芝を試したところ、時計差なしの4着に急追。続く府中Sも鋭く3着と追い上げ芝適性を確信。前走のむらさき賞は、1000m通過が57秒7―マイル通過・1分32秒9という、差し有利のミドルラップに恵まれたにせよ、1分45秒0という走破タイムは、ペースや開催こそ異なるものの、同じ東京1800mのGIII・エプソムCを1秒2上回っていた。加速力満点の末脚を思うと、平坦替りはむしろプラス、斤量は54キロ、豪快な外一気のシーンが目に浮かぶ。

 対抗はシャイニープリンスの先行力。福島民報杯は勝ったが、キングヘイロー×リンドシェーバーという配合や戦績を調べると、2000m適性は半信半疑。しかし、57キロを背負って民報杯は1分58秒9・後続を0秒5とチギる圧勝。左回りの新潟大賞典もモタれ癖を見せながらも3着と好走。コース替り、56・5キロのハンデ等を考えれば、首位争いは当然だろう。

 三番手はルミナスウォリアージューンSの1分58秒1は、オープンレベルの好タイム。フワフワとして頭の高い走法も一変、前回のレース内容と記録は急成長の証とみた。ヤマニンボワラクテ福島民報杯3着馬。中日新聞杯4着などの重賞掲示板の根拠は、ひも解けば当コースの1分58秒3という快時計が好走の起点。

 アルバートドックは、コース形態の似たGIII・小倉大賞典の勝者。ダコールは、同レースでアタマ差2着。8歳でも元気いっぱいだ。昨年の七夕賞2着馬ステラウインドは、チークピーシーズを装着予定。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

2

3

6

16

12通り 各400円

3連単BOX

2

3

6

16

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

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 栗山求の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

16

相手

4

6

8

9

10

10通り 各400円

3連単1着流しマルチ
1着

16

相手

4

6

8

9

10

60通り 各100円

栗山求の見解

 ◎シャイニープリンスは「キングヘイロー×リンドシェーバー」という組み合わせ。父キングヘイローは小回りコースの鬼で、2010年以降、福島芝2000mで20走以上した34頭の種牡馬のなかで連対率第3位(20.8%)という好成績を挙げている。

 前走の新潟大賞典(G3)は8番人気ながら3着と健闘したが、本質的には小回りコース向きなので、福島替わりはプラス材料だろう。前々走の福島民報杯(OP)は2番手追走から早めに先頭に立つと、後続を3馬身ちぎる完勝だった。今回の斤量は前走から据え置きの56.5kg。とくに骨っぽい相手もいないメンバー構成で、展開的にも乱ペースにはなりそうもない。好位追走から早め抜け出しという前々走の必勝パターンに持ち込めるだろう。

データから好走馬だけを絞り込む! 浅野靖典の予想

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浅野靖典

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

4

相手

3

6

7

8

10

10通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

4

2着

10

相手

3

6

7

8

24通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

4

2着

8

相手

3

6

7

10

24通り 各100円

浅野靖典の見解

【伏兵注意】ダコールはトップハンデだが、目下の調子維持なら勝機十分。ルミナスウォリアーは初の重賞でも目下の勢いなら首位争いが可能とみる。アルバートドックは展開次第だが立ち回りひとつで一発がありそう。マジェスティハーツは差し脚堅実で鞍上スイッチも不気味に映る。メイショウナルトは近況ひと息だが再度の先手主張なら粘り込みがありそう。ヤマニンボワラクテは力量的に微妙だが楽に先行できれば残り目も。

最速予想 netkeiba編集部の予想

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netkeibaデスク

netkeiba編集部の見解

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 荒れるハンデ重賞として名高い七夕賞。かつては1番人気がまったく勝てない時代が続きましたが、サマー2000シリーズの第1戦に位置づけられてから、関西馬の出走も増えて出走馬のレベルが上がり、かつてよりは人気馬の信頼性は上昇しています。

 また、2013年の番組改正により、夏の福島開催の2週目に行われるようになったのも大きな変更点です。それ以前とそれ以降とではレースの質が変わっており、そこが馬券の突破口になりそうです。

1.スピードレースの傾向強まる

 開催前半に移動してから3年間の勝ちタイムはいずれも1分58秒台。それ以前と比べると2秒前後は早くなっています。必然的に先行馬有利の傾向が強まっており、4角先頭の馬が2勝して4角2番手の馬が1勝。スピードがあって早めに動ける馬の優位は歴然としています。

2.上がり馬にはハードルが高い

 ローカルのハンデGIIIならば格下の軽ハンデ馬に狙い目が、とは誰しもが考えることですが、前走が準オープンだった馬の連対は2008年が最後ですし、前走がオープン特別だった馬の連対も過去5年で2例のみ。その2頭のマイネルラクリマニューダイナスティにしても重賞出走経験自体は豊富でした。勢いのある上がり馬よりは重賞で負けてきた馬に妙味があります。

3.鳴尾記念組が優位

 2012年に鳴尾記念が春開催に移動してからの4年間で、鳴尾記念からの臨戦馬は2勝2着1回で勝率22.2%、連対率33.3%。鳴尾記念宝塚記念に向けたステップレースであり、レベルは他のGIII戦とは一線を画します。七夕賞に向けて最良の叩き台になっているのも当然のことです。

 特別登録馬の中で、生きのいい4歳馬は1頭だけ。7歳以上のベテランが過半数を占めるというかなり煮詰まったメンバー構成です。つまり、能力の上限があきらかになっている馬が大多数。この相手ならば、8歳馬でも重賞を2勝しているメイショウナルトのスピード値が一枚上と考えます。前走鳴尾記念は緩みないペースで逃げて8着とはいえ0.5秒差。レコード決着の影の立役者になりました。転厩3戦目で着実に調子を上げていて、ここは勝負の一鞍。今季の福島で好調の津村騎手が騎乗するのも好材料です。

 小回り向きのパワフルな差し脚を持つアルバートドック、2000路線に目処をつけたシャイニープリンスが相手。堅実なダコールはハンデとの戦い。以下、叩き3走目のマジェスティハーツ、本格化気配のルミナスウォリアー、福島得意のステラウインド

アグレッシブ予想 藤村和彦の予想

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藤村和彦

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

8

相手

1

4

5

7

10

14

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

10

相手

1

4

5

7

14

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

14

相手

1

4

5

7

10

30通り 各100円

藤村和彦の見解

【小波乱】アルバートドックは小回りコースに向いている。ルミナスウォリアーは反応がよくこの舞台も合う。ステラウインドは前向きさが出ておりコースが変わり台頭。

“絶対数感”の持ち主 大石川大二郎の予想

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大石川大二郎

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

16

相手

4

6

7

8

9

10

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

16

2着

7

相手

4

6

8

9

10

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

16

2着

8

相手

4

6

7

9

10

30通り 各100円

大石川大二郎の見解

昨年も平均値があまり機能しなかった。要するに指数よりほかのデータのほうが大事になるような難しいレースなのだ。しかも雨の影響で馬場、さらに枠や脚質も大きく関わる。2頭を除いた全頭が平均値99以上。しかもその2頭に一昨年の勝ち馬がいる時点で指数はあてにならないことがわかる。前走値と平均値で◎シャイニープリンス軸で行く。あとは大外がどうかだけ。以下も前走値をやや重視で。軸を決めて軽く総流しとかいうほうが当たりそう。

元祖“情報” 田沼亨の予想

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田沼亨

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

16

相手

4

7

8

9

10

14

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

16

2着

10

相手

4

7

8

9

14

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

16

2着

4

相手

7

8

9

10

14

30通り 各100円

田沼亨の見解

新潟大賞典3着の好走から能力上位の16シャイニープリンスが有力。前々走で福島民報杯を楽勝した内容から同条件なら勝機は十分。次位は10ルミナスウォリアーパワーアップは必至の現状から差はない。▲は4ダコールで平坦コースで決め脚は不気味。

 佐藤直文の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

7

-

16

1点 3000円

馬連流し

7

相手

8

9

2通り 各2000円

馬連流し

7

相手

6

10

12

3通り 各1000円

佐藤直文の見解

 長く開催最終日に行われてきた重賞だが、当時は荒れ馬場で差し馬が断然有利であった。しかし、現行の開催2週目に組まれるようになってからは、傾向も激変。まだ馬場の劣化が進んでいないため、先行馬の活躍が目立つようになったし、何より走破タイムも大幅に速くなっている。狙いも当然、先行馬で、◎はヤマニンボワラクテとした。2走前の福島民報杯こそシャイニープリンスに完敗の形だったが、今の馬場で55キロのハンデなら逆転可能と見る。

 相手は、そのシャイニープリンスとの先行馬決着が大本線となるが、小回りコースで見直したいアルバートドック、勢いのあるバーディーイーグルにもチャンスは十分ある。

厳選予想 ウマい馬券