【上位拮抗】ラテラスは気性面に課題持つも能力は断然。昨年のこのレースの勝ち馬で状態も良く中心視。モンサンアルナイルはダートで上昇。昇級の前走でも見せ場十分の2着と力を示しており好勝負。ディアコンチェルトも降級馬で前走2着とクラス上位証明。フォースリッチは仕上がり良くダートで力発揮。レザンドゥオールも底力上位で、ジェイケイライアンやトゥルーウインドなども差はない。

【コンチェルト・リズムよし】ディアコンチェルトは、ダートに転身してまだ〔1201〕。ダートの初勝利は当該1700ダート。3角マクリから後続をチギる一方の、7馬身独走は圧巻だった。昇級で一度足踏みはしたものの、降級の日野特別は1分35秒6。脚抜きのいい馬場を差し引いても、このクラスではタイム指数が抜けている。

　強敵はラテラス。富嶽賞・1分23秒9や東京マイルの走破タイムも含め、能力はほぼ双璧。常々説いているが、中央場所の7Fダート適性はローカルの1700ダートと密着度が高い。

　三番手はレザンドゥオール。ダートキャリアは、こちらも〔2022〕。休み明け3着後、絵に描いたような上昇振りを示している。惑星は3歳馬フォースリッチ。スケールアップも、二走前の1分37秒5は、同週の古馬と互角だった。モンサンアルナイルも上積みあり。

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【軸不動】ラテラスは降級有利で昨年に続いての連覇が濃厚。ディアコンチェルトは3走前に圧勝の実力ならここでも首位争いが必至だろう。トゥルーウインドは今回も先行できれば粘り込みが十分。レザンドゥオールは叩き2走目で再度の単騎逃げなら残り目が考えられそうだ。フォースリッチは休み明けだが素質的にマークしておきたい存在。前走が好内容だったモンサンアルナイルにも要マーク。

【小波乱】ラテラスは地力上位。先行力のあるスケールアップ。仕上がりのいいフォースリッチも圏内。

同距離コースでは90台の勝負。一見3歳の▲モンサンアルナイルが97で良さそうに見えるのだが、前走からは斤量プラス。ならば同距離コース94が3走前でも近2走100台連発◎ディアコンチェルト筆頭のほうがいいだろう。相手に前走100○ラテラス。以下一発候補が92か93で多数。なかから☆マイネルネッツを抜擢。以下も△候補が多い。薄め要注意。

長期休養明けを叩かれて完全復調した10レザンドゥオールが中心。先行力があるので小回り向き。うまく立ち回れば勝機はある。○6はディアコンチェルトで降級2戦目で善戦は必至。