【精密さ】
ディーパワンサの精密さに注目。新種牡馬
ディープブリランテ産駒は、どんなタイプが、どんな走りをするのか。同馬はそのモデル的な立場にあるが、とにかくパドックでよく歩く。現1歳のクラブ募集馬や、先日のセレクトセール当歳でも高値・評判になっていた馬たちと、なるほど歩きに共通する部分が大。
もちろん新馬の内容も、1000m通過・58秒7というミドルラップを踏み、直線中ほどから二枚腰を駆使し、乱れのないフットワークで1分22秒5。ラップも全体時計も、このメンバーでは一番統制がとれている。
当面の目標は
エントリーチケット。初陣の1分37秒5は、馬場差2秒以上の重馬場を差し引きすれば、上がり35秒8も含め水準以上。評判馬
サトノクロノスは、勝ちっぷりは鮮やか。ただ、レースラップは11秒8―11秒5―11秒5(3Fは34秒8)、自身のソレは34秒5。意外やラップは平凡?。
ならば稍重で上がり33秒8の
ジュンヴァリアスでも勝負になる。
アンノートルは新馬戦で、スローにもかかわらず、レースの上がりラップは11秒7―11秒9―12秒1。
アイルハヴアナザーの仔は、基本的には力馬が多い。