【格上主力】
ナイトフォックスの格と地力を中心に据えた。一年以上勝ち星から遠ざかっているが、3歳時は中山マイルの
ジュニアCでOP勝ちもある実力馬。準OPクラスでは時計の壁を破り切れなかったものの、降級二戦目となった
UHB杯を3着と好走し、1000万条件での立ち位置を示すとともに1200mで結果を出した。北海道から美浦トレセンへ帰厩後、7月14日には南Wコースで6Fをビッシリ追い体調もほぼ万端。
対抗は3歳馬
キタサンガンバ。時計のかかる馬場が合っていたにしろ、初の古馬対決となった
彦星賞で持ちタイムを大幅に短縮。レースの上がりを1秒2も上回る33秒9という末脚も上々。まだ1200mでは底を見せていない3歳馬、時計更新の可能性はもちろん。パワーを要する開催最終週ならば、極端な時計決着になりにくく、53キロのハンデとあれば連勝Vも十分。
単穴は
クリノハッチャン。低迷期が長かっただけに、二番が効くかどうかは微妙だが、前走の1分8秒3・上がり33秒7の大外一気は、記録面では1000万レベルにある。
フルールシチーは、現級で幾度も勝ち負けを演じてきた。ただ休み明けや緩い馬場が苦手だったにしろ、前走が少し負けすぎ。戸崎が跨ったとしても一変までは微妙。
さくらんぼ特別を最速の上がりで0秒2差に追い込んできた
アドマイヤビジンは、3キロ減の52キロ効果が見込める。同レース6着の
エリーティアラは福島1200m2勝。叩き三戦目、もう少し変わり身がある。