9頭立てという頭数のみならず、メンバー的にも少し淋しいオープン特別。ただでさえオープン馬の稼動が少ない時期に、距離が近い重賞に挟まれた形では当然かもしれず、いっそのこと廃止してしまえ、という意見もあるが、ここをきっかけに浮上を目指す陣営にとっては重要なオープン特別だろう。◎はそんな陣営の思いが伝わってくる
ウインフルブルームとした。実に1年半ぶりの実戦となるが、入念に乗り込まれてきた点には好感が持てる。重賞勝ち馬の
プライドを捨てて、等身大のレースに矛先を向けてきたということも、いきなり勝負になるという隠れた自信の現れと見る。
相手本線には、実力と目下の状態の良さで
ココロノアイを指名。同世代のGIホースである
ショウナンアデラは、前走からどこまで変われるかが鍵だ。絞るなら2頭だが、一癖も二癖もある高齢馬たちも押さえておくべきだろう。