2014年
標準坂路/標準トラック/一杯平均坂路
2015年
標準坂路/乗込坂路/標準少め坂路

　過去2年の韋駄天Sは標準坂路が1着ですが、2番人気セイコーライコウと15番人気フレイムヘイローはどちらも最終追い切り場所が美浦坂路。これを重視した上で、狙ってみたいのは◎レッドキャンティー。実は○セイコーライコウも▲フレイムヘイローも馬券に絡んだ時と同じ標準坂路だったので、すんなり二択もありかと思いましたが、◎の前走が標準トラック主体という調教タイプだったので、そこからの上積みに期待しました。

　直線競馬は3戦して2勝4着1回。得意にしている舞台であることは間違いありませんし、まだ1600万下を勝っていないということで、ハンデも50キロ。追い切り時計が遅かったり、ラップの踏み方がチグハグだったりする点は過去の美浦坂路好走馬と同じなので、全く気にすることはありません。

1.ホウライアキコ
今回：標準少め坂路主体
前回：馬ナリ平均トラック主体

2.メイショウハガクレ
今回：標準トラック
前回：馬ナリ平均併用

3.レッドキャンティー
今回：標準坂路
前回：標準トラック主体

4.ヘニーハウンド
今回：馬ナリ平均坂路
前回：標準坂路

5.セイコーライコウ
今回：標準坂路
前回：標準多め坂路

6.モルジアナ
今回：標準併用
前回：標準併用

7.フレイムヘイロー
今回：標準坂路
前回：標準多め坂路

8.ローズミラクル
今回：標準坂路
前回：馬ナリ平均坂路

9.ヤサカオディール
今回：馬ナリ平均トラック
前回：標準少めトラック

10.オースミイージー
今回：馬ナリ平均坂路
前回：馬ナリ平均坂路

11.ミラクルアイドル
今回：馬ナリ平均トラック
前回：軽目トラック

12.スカイキューティー
今回：標準トラック
前回：標準トラック

13.ネロ
今回：標準少め坂路
前回：軽目坂路

14.ナンチンノン
今回：標準少め坂路
前回：標準少め坂路

15.シャトルアップ
今回：標準トラック
前回：標準トラック

16.プリンセスムーン
今回：馬ナリ平均坂路
前回：標準多め坂路

【練り直す】新潟1000直ならネロの天下。さすがのタフガイも、疲れがたまったか。近走9・4着と足踏み状態が続いているが、当コースは57キロの斤量経験も含め〔2100〕。得意の直線競馬に向け、5月8日の坂路が上がり11秒9、13日が49秒9と、馬体も造り直してきた。57・5キロでも好勝負必至。

　対抗のプリンセスムーンは、当コース〔2200〕。休み明けを使った反動よりは、上積みのほうを期待してよさそうだ。モルジアナは驀進特別でプリンセスムーンと好戦。9歳といえ新潟1000直といえばセイコーライコウ、その直線実績はリスペクト。フレイムヘイローは昨年の韋駄天Sの覇者。スカイキューティー、レッドキャンティーも、上位争いに虎視眈々。

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【軸信頼】直線競馬連対率100%、OP3勝という実績を考えたら、このハンデでも軽いくらいの印象があるネロ。唯一の不安である休養明けも、休み前より体は出来ているとのことなので心配なし。ここは素直に相手探しの競馬とみたい。その筆頭が好枠に収まったプリンセスムーン。この馬も直線競馬の連対率が100%。ネロより後ろから競馬する分、馬群を割れるかどうかだが、こういう直線競馬のスペシャリスト、あらゆる不安も簡単に吹き飛ばすことが多い。無駄な心配に終わることだろう。

トップハンデは○ネロ。同コース108を持ち前走も106。最高値を出した時にプラス0.5キロならば軸はやっぱりこの馬かなとも思うが、大外に前走同コースで勝ってハンデ2キロ減◎プリンセスムーンがなんとも良さそう。以下同コース経験のある馬中心に印を打つ。

直線競馬の適性は極めて高い6モルジアナを狙う。この条件は2度目の挑戦になるが高速競馬は対応力が高い。53キロなら勝機はある。次位は13ネロで57.5キロでも実績は上位なら互角以上。▲は16プリンセスムーンで直線競馬は得意で切れ味は威力がある。