【巻き返しに向け熱心】
モルジアナのダート戦績は〔4030〕、1200ダートに舞台が替われば巻き返し濃厚。直線競馬の韋駄天Sは、1000直のスぺシャリストが揃うオープン。相手関係も厳しく7着に敗れたが、現級の準オープンクラスは、
ブラッドストーンSを3着に粘り、次走の
春風Sですぐ勝ち星をあげた。その時の負担重量は55キロ、0・5キロ増ならハンデもほぼクリア可能だ。元来気のいいタイプで仕上がりは早いほうだが、今回の休み明けはいつも以上に攻め馬も熱心、馬体もスッキリ見せている。
対抗は
ゴーインググレートの差し脚。三宮Sは時計の出やすい馬場コンディションや前崩れの展開が味方したとはいえ、我慢強く末を伸ばし1分9秒9という好タイムで2着に追い上げてきた。新潟コースは初になるが、1200m戦は場所を選ぶことなく、ほぼどこでも結果を出している。M・デムーロのワンプッシュも心強い。先行有利の新潟6ハロンダートなら、
ウィッシュハピネスの逃げ切りも有望。二走前の
なにわSでは対抗にあげたゴーイングを0秒1差に完封している。戦法はシンプル、迷いなく行けるのもいい。
サンレーンの前走・
桶狭間Sの1200mの通過ラップは1分10秒3と優秀。ハンデは53キロ、距離短縮で一角崩し十分。
パーティードレスは横山典のレース捌きとテクニックに注目。近走は追い込み策をとっているが、
モンテネオの4勝は先行もしくは逃げ切り。脚質一変があるかもしれない。