11R

新潟2歳S

15:45発走 / 芝1600m (左 外 A) / 天候:晴 / 馬場:良
2回 新潟 10日目 サラ系2歳 オープン       (国際)(特指) 馬齢 15頭
本賞金:3100,1200,780,470,310万円
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 望田潤の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

13

1点 2000円

馬連流し

13

相手

3

6

9

10

14

5通り 各1000円

ワイド流し

13

相手

3

9

14

3通り 各1000円

望田潤の見解

 今年はロードクエストのように抜けた馬がおらず、混戦模様でなかなか難しいが、これだけ人気がないのならば◎で振り回してみたい。

 拙著「パーフェクト種牡馬辞典」のPOGコーナーで推奨したように、アイルハヴアナザー産駒としてはなかなかの好配合で、父の母父アーチと母母母父イージーゴアのA級米血を活かした配合になっているのがポイント。

 だからパワーで走るマイラーで、新潟外回りの斬れ味勝負向きとはいえない部分はあるのだが、ワンターンで直線が長いマイル戦というロケーションは、年末の大一番や来春のクラシックにもつながる舞台だから、パワーマイラーとしての資質や奥行きに期待したい。

 イブキは好走は間違いないが、この牝系はコンスタントに上級が出るわりに重賞に一つのカベがあるだけに、ここでアッサリ突き抜けるかどうか。

 マイネルバールマンカーリアンとシアトルスルーとセクレタリアトのナスキロ柔さで走るマイラーだから、内1400→外1600でプラスアルファはあるはず。

好配当連発 netkeiba関東本紙の予想

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netkeiba関東本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

8

相手

2

3

6

11

12

13

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

11

相手

2

3

6

12

13

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

13

相手

2

3

6

11

12

30通り 各100円

netkeiba関東本紙の見解

【混戦】アピールバイオは新馬戦を逃げて押し切る強い内容。中間も熱心に乗られ動き上向いており人馬ともの重賞初Vに期待。キャスパリーグはディープ産駒らしく動き素軽い。調整も順調で好勝負十分。クイントゥープルも弾力のある動きを見せており能力も遜色ない。アンジュシャルマンも好仕上がりで力量発揮。イブキも気配良好でモーヴサファイアオーバースペックなども差はない。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

2

相手

3

6

8

9

10

12

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

2

2着

3

相手

6

8

9

10

12

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

2

2着

9

相手

3

6

8

10

12

30通り 各100円

丹下日出夫の見解

【血統図と総合力】本年の新潟2歳Sは、突出した走破タイムやラップを計時した馬が不在。ならばモーヴサファイア、混戦に断を下すのは同馬の血統図と総合力。デビュー戦は1000m通過が59秒1というミドルラップを踏み、中京マイルを1分35秒3で快勝。直線坂が待ち構える中京ゆえ、平坦新潟のような11秒を切るHラップはないものの、秋開催も含めタフな坂コースで1分36秒を切る、1分35秒3という記録は、いつの年もだいたい重賞で勝ち負け。半兄のブラックスピネルは1800-2000mを主戦場とする、ぬしっと迫力のある黒鹿毛の中距離型だったが、妹はクルリと丸い、前進気勢と瞬発力にとんだ明るい鹿毛のマイラー。父ハービンジャーの重苦しさもなく、若さ丸出しだった初陣より、調教のリズムも馬体も目に見えて進境がうかがえる。

 総合力なら東京1800mを勝ち上がってきたイブキも負けず劣らず。デビュー戦は1000m通過・1分1秒9の定番のスロー。必然的に走破タイムは1分49秒9止まり、古馬と比べると一見平凡に映るが、ちなみに昨年の同時期デビューのメジャーエンブレムの新馬勝ち時計は1分50秒0だった。上がり34秒8は特筆すべき数字ではないけれど、ラスト2F目に11秒2というHラップを踏んで、東京の坂をゴール前もうひと伸び。血統はルーラーシップ×アグネスタキオン(母の姉エルカミーノは6勝、モノポールは7勝)、外回りの新潟なら、直線勝負の追い比べで差し届く。

 経験則でいえば、新潟マイル勝ちのサンライズソアも、ほぼ崩れない。坂コースと比べると、1分35秒9というタイムは、やや説得力がなくなってしまうが、雁行状態の先行争いにもよく耐え、ラスト3Fのレースラップは11秒3―10秒4―11秒7(3Fは33秒4)。新潟デビュー組の中では、記録面では一番だろう。

 マイルおよび1800mデビュー組を重視したが、坂コースの中京1400mを1分22秒6で直強襲を決めたヴゼットジョリーアンジュシャルマンは阪神・重馬場を1分22秒6で、二枚腰を駆使し後続を振り切った。平坦福島だが、アピールバイオは上がり2Fを11秒5―11秒6でフィニッシュ。硬質なネオユニヴァース産駒だが、気負い少なく持続力がある。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

予想印
12オーバースペック(6人気)
8アピールバイオ(8人気)
7ウインシトリン(11人気)
11キャスパリーグ(4人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

7

8

11

12

12通り 各400円

3連単BOX

7

8

11

12

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

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 栗山求の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

11

相手

2

3

9

10

14

10通り 各400円

3連単1着流しマルチ
1着

11

相手

2

3

9

10

14

60通り 各100円

栗山求の見解

 ◎キャスパリーグは「ディープインパクト×ストームキャット」という組み合わせ。これはディープインパクト産駒の最も優れたニックスで、これまでにエイシンヒカリリアルスティールキズナアユサンラキシスサトノアラジンヒラボクディープといった重賞勝ち馬が誕生している。本馬は母にストームバード≒ニジンスキー2×3があるので、ラキシスサトノアラジンの姉弟に配合構成がよく似ている。

 牡馬相手に快勝した6月の阪神新馬戦(芝1400m)は、2着に負かしたアダムバローズが次走の未勝利戦をあっさり勝ち上がったように、決してメンバーが弱かったわけではない。この配合は直線の長いコースに向いており、新潟芝1600mでは連対率50.0%と抜群の相性を誇る。

 デビュー戦の阪神芝内回り1400mは、この馬にとって必ずしも合うコースではなかったので、直線の長いコースに替わる今回はさらに強さが増すだろう。2代母はドイツオークス(G1・芝2200m)の勝ち馬。距離延長はまったく問題ない。

データから好走馬だけを絞り込む! 浅野靖典の予想

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浅野靖典

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

10

相手

2

3

4

7

14

10通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

7

相手

2

3

4

14

24通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

3

相手

2

4

7

14

24通り 各100円

浅野靖典の見解

【波乱含み】かなりの混戦。一応の中心には新潟コースで瞬発力がいかせそうなヴゼットジョリーを指名。ウインシトリンも切れるタイプでここでも好勝負が期待できる。イブキは展開次第だが素質発揮なら勝機が十分。マイネルバールマンは差し脚を長く使えるタイプで上位食い込みが考えられる。モーヴサファイアはコース替わりが微妙だが、流れひとつでチャンスがありそう。マテラフィールドは未勝利馬だが差し脚非凡で距離短縮での一発に警戒しておく。

最速予想 netkeiba編集部の予想

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netkeibaデスク

netkeiba編集部の見解

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 夏の2歳マイル王決定戦。新潟外回りの長い直線で行われるので、翌年のクラシックを嘱望される馬の夏の目標となるレースでもあります。2013年のこのレースで1・2着したハープスターイスラボニータは、そのまま牡牝のクラシックホースになりましたが、そういう年はじつは例外的です。

 過去10年のこのレースの勝ち馬のなかで、古馬になっても重賞戦線で活躍できた馬はセイウンワンダーマイネイサベルだけ。世界を制するジャスタウェイですらこのレースではモンストールの大駆けの前に屈しています。早熟性とスピードがものを言う条件なので、素質が高いだけでは勝ち切れない難しさがあります。

1.距離短縮は苦戦を強いられる

 過去10年で距離短縮で臨んだ馬、つまり前走で芝1800m戦を使われていた馬は[0-2-1-27]と不振です。最近2年間は続けて2着馬を出しているので、傾向が変わりつつあるのかもしれませんが、この組は1番人気2頭、2、3番人気それぞれ3頭ずつを含みながらこの成績ですから、やはり軽くは扱えないデータです。

2.決め手勝負になる

 過去10年間、上がり3F順位がメンバー中1位だった馬が6勝していて、2位の馬が3勝しています。また、上がり3Fの順位3位以内の馬でワンツーしたことも8回あります。道中の位置取りはどうあれ、直線だけでなんとかなる、というのがこのレース。なによりも決め手の確かさが要求されます。裏を返すと先行スピードを活かして勝ち上がってきた馬は不振で、前走逃げていた馬は過去10年で[0-1-1-18]。前走で4コーナー通過が2番手以内という馬も[1-4-3-41]と勝ち切れません。

3.早期勝ち上がり馬強し

 2013年から夏のローカルの日程が変更になって、6月の東京・阪神開催で2歳戦が4週間行われるようになりました。それ以来、6月開催で勝ち上がってじっくり間隔を開けてこのレースに臨んだ馬は[1-2-0-2]。連を外した2頭は9番人気と14番人気でしたから参考外です。早期デビューから英気を養ってここに挑むのが、新しい必勝ローテーションと言えるでしょう。

 キャリアの少ない2歳戦、つまりデータも少ない馬たちのレースゆえ、デビュー前から評判の高い馬が人気を集めるのが通例です。つまり、1番人気で新馬を快勝、みたいなパターン。しかし、過去10年の勝ち馬で前走の新馬戦が1番人気で1着だったというケースは、ハープスターただ一頭。昨年の勝ち馬ロードクエストを初めとして、多くの勝ち馬はデビュー時は目立たない存在でした。前評判に惑わされず、冷静にレース内容を見極めることが重要です。

 キャスパリーグはデビュー戦は2番人気でしたが、牡馬の素質馬アダムバローズ(次走で未勝利勝ち)を並ぶ間もなく差し切る完勝でした。レースセンス抜群で、ディープインパクト産駒らしい切れ味の持ち主。一週前追いで坂路自己ベストを大幅に更新したように、この中間着実にパワーアップしている可能性は高そうです。現状の注目度はそれほど高くありませんが、中心馬としてケチのつけるところがほとんどありません。

 モーヴサファイアはデビュー戦の中京芝1600m新馬を牡馬相手に好タイムで完勝、上がり3Fもメンバー中最速でした。ブラックスピネルの半妹ですが、この馬も素質が高そうです。マイネルバールマンダリア賞を2着に敗れましたが、余裕残しの仕上げでしたし、スローペースにハマっただけで評価を下げる必要はありません。スケールの大きさに再注目。

 アンジュシャルマンは新馬戦が重馬場ながら好タイム。半馬身差2着のマイネルパラディはすでに勝ち上がっていますし、3着はさらに6馬身後方でしたから、現状の到達点の高さではメンバー中でも屈指の存在です。ウインシトリンは新馬勝ちが5番人気でしたが、2着以下からすでに3頭も勝ち上がっている好メンバーの一戦でした。攻め駆けしないタイプでここも人気薄かもしれませんが、要注意の一頭です。

 ヴゼットジョリーは中京芝1400mの新馬戦を好タイムで快勝。最終週の荒れた馬場だったことを考えるとさらに評価が高まります。ロゴタイプと同じローエングリン産駒で、マイルへの距離延長でさらにパフォーマンスを上げる可能性も充分。イブキは新種牡馬ルーラーシップ産駒。デムーロ騎手から田辺騎手への乗り替わりは、去年のロードクエストと同じパターンです。距離短縮が鍵になりますが、長い直線でしぶとさを活かせれば。

アグレッシブ予想 藤村和彦の予想

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藤村和彦

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

3

相手

2

7

8

9

12

14

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

12

相手

2

7

8

9

14

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

2

相手

7

8

9

12

14

30通り 各100円

藤村和彦の見解

【小波乱】イブキギアチェンジが速やかでいい脚を持続できる。粗削りな魅力を持つオーバースペックモーヴサファイアは追い比べで浮上。

“絶対数感”の持ち主 大石川大二郎の予想

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大石川大二郎

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

4

相手

2

6

9

10

11

15

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

4

2着

6

相手

2

9

10

11

15

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

4

2着

2

相手

6

9

10

11

15

30通り 各100円

大石川大二郎の見解

昨年は2、3着に人気薄。しかしその人気薄馬でも前走はキッチリ80台を持っていた。今年前走80台を持つのはわずか2頭。人気のモーヴサファイアでも77なのだからさほど能力差はないと考えられる。初戦60台から2戦目80台という昨年2着馬の指数に似ている◎マテラフィールド大抜擢。これで人気薄ならばいいのだが。相手に○アンジュシャルマンと▲モーヴサファイア。そこに唯一同距離コース73ある☆サンライズソアを。△は初戦70台から選ぶ。

元祖“情報” 田沼亨の予想

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田沼亨

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

14

相手

3

4

6

9

10

11

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

14

2着

10

相手

3

4

6

9

11

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

14

2着

3

相手

4

6

9

10

11

30通り 各100円

田沼亨の見解

完成度の高さから注目したいのが14マイネルバールマンだ。センスが良く、スピードは上位。距離延長がプラスなら先行策から勝機はある。次位は10ヴゼットジュリーで、素質は高く通用する力はある。▲は3イブキで、実戦を経験して変わり身は大きい。

 佐藤直文の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

2

-

10

1点 3000円

馬連

2

-

9

1点 2500円

馬連

2

-

14

1点 1500円

馬連流し

2

相手

3

4

7

3通り 各1000円

佐藤直文の見解

 なかなか傾向の掴みにくい2歳重賞だが、近年は上がり3ハロンが最速の数字をマークして勝ち上がった馬の好走例が多い。それが左回りの1600mなら尚良く、更にはそこから中4週以上のゆったりしたローテーションで臨む馬は、好走率がアップする。◎はその条件をクリアしたモーヴサファイアとした。兄ブラックスピネルが京都のオープンを2勝しているように、直線が長くてフラットなコースは向くはずだ。スケールの大きさにも注目したい。

 相手本線は、◎に劣らぬセンスの良さを見せたヴゼットジョリー。この新潟1600mでの唯一の勝ち上がり組であるサンライズソアにもチャンスは十分ある。距離延長には十分対応できそうなマイネルバールマンを4番手評価とした。

厳選予想 ウマい馬券