2015年北陸S。8番人気、1番人気、4番人気で決着しましたが、すべて最終追い切り場所が栗東坂路でした。詳細を調べると、1着と2着はラスト1Fが最速になるラップを踏んでいました。新潟ダート1200mで栗東坂路が調教適性が高いというのは夏開催から続いているということでしょう。

　今年、最終追い切りを栗東坂路で行ったのは◎ショコラブランしかいません。しかも、ラップはラスト1Fが最速。昇級初戦、新潟ダート1200mが初めてといった懸念材料はありますが、調教適性がすべてを凌駕してくれるでしょう。この馬自身も前走時とほぼ同じ最終追い切り内容という点が評価できます。

1.ヴァーノン
今回：一杯平均トラック
前回：軽目坂路

2.ヤマチョウフェア
今回：標準トラック
前回：一杯平均トラック

3.ヒカリマサムネ
今回：乗込トラック
前回：標準トラック主体

4.ドリームドルチェ
今回：軽目トラック
前回：馬ナリ平均トラック

5.シャトルアップ
今回：連闘
前回：馬ナリ平均坂路

6.ショコラブラン
今回：馬ナリ平均坂路
前回：一杯平均坂路

7.アースゼウス
今回：標準少め坂路
前回：一杯平均坂路

8.スウィープアウェイ
今回：馬ナリ平均坂路
前回：標準併用

9.イーグルカザン
今回：標準併用
前回：標準少め坂路

10.フクノドリーム
今回：標準トラック
前回：標準トラック

11.アブマーシュ
今回：軽目併用
前回：軽目併用

12.ゲマインシャフト
今回：標準トラック
前回：馬ナリ平均トラック

13.ナンヨーマーク
今回：スパルタ併用
前回：一杯平均トラック

14.メジャーフォルム
今回：標準少めトラック
前回：軽目トラック

【高配当をスウィープ】スウィープアウェイを狙い撃ち。1400mは100mが長く、右回りは苦手。しかし、新潟1200mとコース形態の似た東京1300ダートで4勝。1分17秒7というHレベルの勝ち時計も、当該コース勝ち負けの根拠となる。直前の坂路の追い切りは53秒4-37秒9-12秒1。叩き三戦、デキも今季一番だ。

　ゲマインシャフトは三宮Sを1分10秒0で3着、そして左回りにも良績が多い。ただ全力投球型とはいえ、休み明けは割り引きが必要かもしれない。岩室温泉特別・1分10秒9のドリームドルチェ。相手なりに走り崩れの少ないショコラブラン。フクノドリームの前残り、ヤマチョウフェアは度々新潟で穴をあけてきた。

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【上位拮抗】昇級戦となるが、このクラスでも中央場所で2着の実績があるショコラブラン。今回も先行馬が揃って、ペースが上がりそうなだけに、この馬の決め手が活きる。1戦1勝の丸田騎手も心強い。相手は新潟で3勝の実績があるドリームドルチェ。本命馬より1つ前で競馬出来るタイプなので、この馬の粘りには注意したい

キッチリと安定して馬券になり続けている◎ショコラブラン。ここでも平均値トップと軸相当の評価。マイナスはコース初ということだが左回りでも結果があるので問題ないと判断する。相手に2走前106○ドリームドルチェ。前走オープンでの凡走はクラスの壁ではなく単なる凡走。106出せればここでも上位には変わりない。3番手に▲フクノドリーム、続いて☆ナンヨーマークとしたが、△までけっこうどれもありそうな数値持ち。薄め注意だろう。

休養明けになるが臨戦態勢は整った12ゲマインシャフトが有力。末脚は強烈で終い勝負で勝機はある。次位は6ショコラブランで準オープンでは能力は上位。能力的にソン色はない。▲は2ヤマチョウフェアで得意の新潟で一発は十分。