【東京替りで一変】東京マイルに戻れば
メガオパールカフェの巻き返し。元々小回りコースはあまり得意ではないが、前走の中山戦はスタンド前で接触しながら、しかも1000m通過・1分0秒5という速い流れを3番手で深追い。なし崩しに脚を使わされ10着に敗れたが、コーナー二つの東京マイルは4勝。
錦秋Sの1分36秒7・3着をはじめ、馬場を問うことなく、リズムよく安定した戦績を残してきた。前走後は短期放牧で心身ともにリフレッシュ、一週前には美浦坂路で51秒2、直前はコントレラスが手綱を握り52秒3の好タイムをマークしている。
対抗は
錦秋Sで対戦がある
クライスマイル。3歳世代限定のGIIIとはいえ、
レパードSで2着連対を果たした素質馬。当コースは、昨年5月の青梅特別では、57キロを背負い1分36秒0で好タイム勝ち。
赤富士Sが2着、前回の
アレキサンドライトSが2着と、現級でも実績を積んできた。ただ、間隔を詰めるとテンションが高くなり、
錦秋Sのようにスタートやレースの組み立てがチグハグになる時がある。
発馬で後手を踏み流れに乗れないようなら、代わって
イントロダクションがゴール前猛追。前走は直線窮屈なインに閉じ込められ脚を余してしまったが、二走前の
北総Sは1分50秒8。広々とした東京マイルの高速決着替りで一変を期待していい。
明け4歳馬
ノボバカラは、GIIIの
ユニコーンS2着、
アルタイルは同レース3着。両者ともに
錦秋Sからの再出発となるが、1分36秒台の持ち時計も保持しており、当時とはまた違った仕上げも望める。
クラシックメタルは、前走ゴール前は手綱を抑える余裕で3馬身半の楽勝だった。