クラス再編成を間近に控えたオープン特別だが、ポイントとなるのは4歳馬の取捨だ。この条件となった過去6年で、4歳馬は1勝のみだが、黙っていれば、次は準オープンどころか1000万に降格する馬もいるだけに、勝負度合いを考えれば過信は禁物だろう。◎は降格と無縁である5歳以上の馬から、
テイエムイナズマを狙ってみたい。前走の
マイラーズCこそ、スタート後の不利が応えて凡走したが、近走は折り合い面で心境を見せ、成績も安定してきた。東京コースは3歳時のダービー以来となるが、
キズナにコンマ4秒差の6着なら、割り引く材料とはならないだろう。スロー必至の1800m戦も、今ならベストと言える条件だ。
相手は、降格対象であっても実力から軽くは扱えない4歳勢、
レアリスタ、
クインズミラーグロが本線だが、ヒモ穴として面白いのが、勝ち鞍こそないが東京は走る
エックスマーク。