※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。
かつてはフェブラリーSの前哨戦という位置づけでしたが、3年前からこの時期に移動、同時に距離も100m延長されました。帝王賞への叩き台としての役割は残っていますが、冬場に行われていた頃よりはメンバーのレベルは低下している印象です。そのせいか、時期変更後の3年間で1番人気は1連対、2番人気は3着以内なしと、人気馬の信頼性も低下しており、波乱の余地は大きくなっています。
1.平坦京都で先行馬が頑張れる
坂の阪神から直線平坦の京都への開催替わりで、先行有利が
セオリーです。
アンタレスSや
マーチSなど、坂コースで粘り切れなかった先行馬の巻き返しに要注意。
2.斤量を背負っている馬が強い
時期変更後の3年間で、56kgを背負っている馬は連対率2.9%であるのに対して、57kg以上の馬は約38.5%。背負っている馬=すでに重賞実績がある馬のハードルは高く、
チャレンジャーは簡単には通用できません。
3.京都の長丁場で巨漢馬が力を発揮
過去3年間で馬体重520kg以上の馬は連対率約17.6%。それ未満の馬の9.7%を大きく上回ります。大箱の京都をひと回りするコースで、巨漢馬の力押しが他場以上に威力を発揮する様子です。
アスカノロマンは前走
アンタレスSでは2着に終わりましたが、フェブラリーS以来と間隔が開いていましたし、激しい先行争いを制してのレースで内容としては上々でした。5歳春の充実期を迎えて着実に
パワーアップしていますし、京都は過去4勝を挙げている得意コース。すべての面で前走より上積みを見込めます。
アウォーディーはダートでは4戦全勝とまったく底を見せていない新たなチャンピオン候補。距離が100m延びるのはプラスですが、京都だと前が止まらないぶん厳しい戦いになるかも。
クリソライトは先行できなかった前走でも4着とさすがに力量があります。1コーナーまで距離が長い今回のコースですんなり先行できれば、巻き返しは必至。
一昨年の勝ち馬
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ロワジャルダン、佐賀記念の勝ち馬
ストロングサウザー、牝馬ながら地力秘める
アムールブリエまで。