【粘り腰】
エアアンセムが踏ん張る。新馬・
ホープフルSを連勝しクラシックも期待された素質馬だったが、腰を痛め、休養を挟んでは仕上げ直しというローテが続いていた。ただ、ここ数戦は1月の
初富士S以来、56-57キロの重量で3・2・3・3着と崩れなし。特に前走の下鴨Sも11秒台のラップを4連続重ね、最速の上がりで3着に押し上げている。1分59秒0という走破タイムも現級の
トップレベルだ。中間の調教の動きをみても、今は腰の状態がいい。
対抗は
アングライフェン。
中日新聞杯・
新潟大賞典は、自分の力は出し切ってはいるものの、やはり位負け。ただ、準OPは三走前に東京2000mの
アメジストS勝ち。57キロではまだ勝ち星がないぶん、次位にとどめたが、降級とあれば巻き返し十分。
決め手なら
レッドルーファス。
むらさき賞は、道中外へ逃げ気味でロスも多く、脚を余してしまったが、最速の上がりは計時。二走前の
府中Sの2着を見直しだ。
むらさき賞3着の
シャドウウィザードは、2キロ増がどう出るか。
マイネオーラムは若干距離不足。
ルミナスウォリアーは、仕上がりはいいが昇級戦になる。