前走2番人気の◎エフティスパークル。坂路のダブル最速に該当していたので、予想コラムでは印を打ちましたが、中2週で坂路での追い切り1本は明らかに攻め不足でした。未勝利を勝った時の最終追い切り場所が南Wだったので、追い切り場所に変化が出たことも凡走の要因と考えてよいでしょう。

　今回は鹿戸雄一厩舎らしく、馬なりの追い切りですが、トラックと坂路を併用した仕上げ。南芝での追い切りではラスト1Fが最速になるラップを踏めており、トラックのダブル最速に該当。○コルコバード、▲マイネルカレッツァがともに追い切り本数の少ない調教タイプ。最後は少し甘くなるはずなので、勝つとすればこれしかありません。

1.コルコバード
今回：標準少め併用
前回：馬ナリ平均併用

2.コスモプロテア
今回：標準坂路
前回：標準多めトラック

3.レオニーズ
今回：馬ナリ平均トラック主体
前回：標準坂路主体

4.エフティスパークル
今回：乗込併用
前回：軽目坂路

5.ドルチェレガート
今回：馬ナリ平均トラック
前回：馬ナリ平均トラック

6.ラスベガスシチー
今回：馬ナリ平均併用
前回：標準坂路主体

7.マイネルカレッツァ
今回：標準少め坂路
前回：標準少め坂路

8.サクラプリズム
今回：標準トラック
前回：急仕上げトラック

9.デバイスドライバー
今回：標準坂路
前回：馬ナリ平均併用

【上位拮抗】コルコバードはスイートピーSで惜しい3着。能力豊富で状態良く少頭数もプラスで勝ち上がり見込む。エフティスパークルも素質の高さ感じる存在。調整順調で動きも良く好勝負期待。マイネルカレッツァは前々走でクラス勝利。力もつけており争覇圏。デバイスドライバーも安定感あり、レオニーズやドルチェレガートにも注意を払いたい。

【これぞ降級】マイネルカレッツァのローテは、これぞ降級。二走前に500万勝ち。昇級の青嵐賞は4着に終わったものの、差は0秒5。〔2021〕という、東京2400m実績と番組編成を見越しての、必殺降級ローテを組んできた。

　距離適性が見え辛いぶん、慎重に対抗としたが、コルコバードは、トライアルで除外さえなければ、オークスでも掲示板くらいはあった好素材。51キロなら単も少々。デバイスドライバー、レオニーズは、本命馬と5月時に勝負付けがすんでいるか。

　馬場悪化を条件に、連穴はコスモプロテア。エフティスパークルは、少し馬体が硬くなっている。

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【順当】マイネルカレッツァはこの距離で安定しており現級実績的にも上位。コルコバードは決め手上位でこの頭数と斤量なら差し切りが狙える。レオニーズは展開次第だが好位付けの形なら善戦以上が十分。デバイスドライバーの流れ込みにも警戒したい。エフティスパークルは地力的に立ち回りひとつで上位が視野に。ラスベガスシチーは太目解消なら流れ込む可能性が考えられる。

【小波乱】コスモプロテアは充電完了。力をつけている。エフティスパークルはこのコースでの安定度が高い。マイネルカレッツァは先行力十分。

前走も98で及第点だが2走前に同距離コース99で走っている◎マイネルカレッツァが軸向きと判断する。そこに相手3歳○コルコバードと▲エフティスパークル。さらに☆ラスベガスシチーも。以下△に平均値上位を置くという変則でいく。

昇級2戦目での変わり身が見込める4エフティスパークルを狙う。スタミナ型で長丁場向き。53キロなら決め脚がさらに引き出せる。○は7マイネルカレッツアァで先行策から押し切りは可能。