【伏兵多し】3歳馬
サハラファイターは、今春の
わらび賞・1分52秒7の時点で、古馬1000万と悠々互角。二走前の
愛宕特別も、1000m通過が1分1秒6-1800m通過・1分50秒8というHレベル決着を、最速の上がりで3着に好走。一番人気を背負った前走は、他馬の格好の目標となり、動かして行ったぶん、詰めを甘くしてしまった。戸崎が首を傾げていたように、使える脚はイメージするより短いという危険性もあるが、
わらび賞を思い返すと、左回りのほうがフットワークもスムーズ。時計の総合力、鞍上ムーアも込みで改めて主軸に期待した。
次位は
アバオアクー。良化にやや手間取ったが、現級勝ちの実力派。前走2着の要因は、「深いブリンカーにかえたのがよかった」。ただ、ムラはムラ。二番が効くかどうか、そして前走の2分12秒6もやや平凡、新勢力台頭の余地もありうる。
ならば
シャクンタラー。血統・馬っぷり、脚質を見ると、ダート馬でもかなり高位に行ける、そんな才能の匂いがプンプン。
長期休養明けになるが、
トウカイエントリーは似たようなローテーションと追い切り過程で、いきなり何度も結果を出してきた、一戦必勝型の好素材。久々と57キロだけが微妙だが、
クールエイジアは二走前当該コースを2分11秒9で現級勝ち。
距離適性は何とも言えないが、
ベルフィオーレは戸崎のテクニック。
ロードボアソルテの前走時計は2分11秒5だった。