昨年はラニが連闘で勝利。問題は2着で、トラックのダブル最速に該当していたオーシャンビューが11番人気での激走でした。オーシャンビューはダート1600mの経験がなく、メンバー最速上がりをマークしたのがダート1400m。よって、距離延長のダブル最速でも全く問題ありません。

　阪神ダート1400mでのメンバー最速上がりが、トラックのダブル最速該当の要因となっている◎コーカス。調教タイプは標準併用で東京ダート1600mには適しています。前走も追われて追われて渋いレース内容だっただけに、東京の長い直線は全く問題ないでしょう。

1.スッチェッソ
今回：標準少めトラック
前回：馬ナリ平均トラック

2.ファンヴィー
今回：標準坂路
前回：標準併用

3.レッドオーガー
今回：馬ナリ平均坂路
前回：馬ナリ平均坂路

4.アードラー
今回：標準多め坂路
前回：標準少め坂路

5.コーカス
今回：標準併用
前回：標準併用

6.ピアノイッチョウ
今回：乗込坂路
前回：標準多め併用

7.ブランエクラ
今回：標準坂路
前回：標準併用

8.モンサンレガーメ
今回：馬ナリ平均坂路主体
前回：標準坂路主体

9.ラバピエス
今回：標準坂路
前回：スパルタ坂路

【混戦】ブランエクラはセンスの良さ見せ初戦を逃げ切り。中間も素軽さ十分の動きで素質感じさせ連勝に期待。コーカスは前半モタつくも直線は豪快な伸び。叩かれ締まりも出てコース替わりもプラス。ラバピエスは前走離された2着も相手が強かった。調整順調で争覇圏。モンサンレガーメも気配前走以上。アードラーも上向きで、レッドオーガーも力強さアップで侮れない。

【遊びながら競馬を覚える】ブランエクラは遊びながら新馬戦を楽勝。良馬場条件下で1000m通過・1分1秒8-1400m通過・1分26秒6というHペースをアッサリこなした。ゴール前うながすと、さらにもうひと伸び。1分39秒4というタイムも、1分38秒前半には詰まるとみた。

　次位はラバピエス。プラタナス賞は勝ち馬にチギられてしまったが、盛り返すようにして1分38秒8。その時計と経験を生かしたい。やや間隔が開いたぶん、三番手としたが、コーカスは7Fの新馬戦を、最速の上がりで後続を0秒7と突き放した。豪快な取り口は東京マイルに適性高し。

　モンサンレガーメはパワーを要する不良馬場を1分38秒4で勝ち上がり。連穴は二走前当該コースで上がり37秒0をマークしたピアノイッチョウ。アードラーの前残りも連下圏内。

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【三つ巴】7ブランエクラは初戦圧勝で引き続き首位争いの可能性が大。4アードラーは前走ひと息も仕上がり良好で叩き前進が濃厚とみる。5コーカスは初戦の差し脚再現なら逆転が狙えそうで、この三つ巴が本線だ。8モンサンレガーメは力量的に互角とみて一角崩しの候補に指名。9ラバピエスは再度の東京コースで上位食い込みが考えられる。3レッドオーガーは今回も主導権を取れれば残り目あり。

【小波乱】コーカスは良化一途。条件が合うピアノイッチョウ。しぶといファンヴィーも圏内。

2歳であれば90台出せる可能性あれば軸候補に。初戦を同距離コース79で勝っている◎ブランエクラでいけるだろう。前走同距離コース85○ラバピエスが相手筆頭。続いて▲ファンヴィーと☆コーカス。以下△も2着まで割り込み十分。いらないといえるレベルの馬は1頭もいない。

確実にパワーアップしてきた9ラバピエスが主力。前走と同条件なのも有利。末脚が引き出せればチャンスだ。○は5コーカスで実戦を使った効果は大きく距離延長はプラス。