【昇華する】
リンクスは、ワタシたちの想像以上の資質馬かもしれない。母系は日本ではなじみがないが、体型はこれぞ
アドマイヤムーン。久しぶりにスカッと切れ味のあるマイラーを見た。新馬戦は、レースの上がりは12秒1-11秒3-11秒7(3Fは35秒1)に対し、自身のソレは34秒1。確たる数字として10秒台の示していないのが少し弱いけれど、
柴田善臣がGI馬にでも乗っているかのように、左右を確認しながら追い出す余裕もあった。2000mの距離をアッサリ克服するようなら、すぐにでもGI馬へと昇華するかもしれない。
12月開催は中距離未勝利に味のある勝ち馬が多かったが、
ステイパーシストは当該コースを2分2秒6・上がり34秒6で大外一気。
ノガロは1000m通過・1分0秒6のミドルラップを好位で追走。坂コースの阪神で2分1秒8というのもなかなか味のあるタイムだ。
シュペルミエールの東京2000mも、スローを大外一気。ゴール前の加速力は、数字以上の迫力があった。
マヤノピナクルの2分2秒3も連下に
リスペクト。
タイセイサミットは、
朝日杯FSは不利を被っての7着だった。