【実はマイラー?】
マローブルーは、マイラー転向だってOK。ゆったりとした2000mを中心に使われてきたが、
初音Sは1000m通過が57秒7―1マイル通過・1分34秒0というHペースを、残り1Fでは先頭近く。1分46秒3という全体時計も、もちろん秀逸。休み明けをひと叩きした上積みも含め、中山のマイルなら先手で押し切るイメージを描いていい。
当面の目標は
ティーエスネオ。
花見小路特別・1分33秒9のあたりから、粘っこい馬にひと確変したかなと思っていたが、
武庫川Sは阪神の坂越え。スローの上がり勝負とはいえ、10秒6―10秒7―11秒6でクビ差の2着。これなら中山の急坂もスイスイだ。
ネオスターダムは、休養明けの
丹波特別を、496キロに増量し、上がり33秒7で突き抜け成長の跡を示した。馬名の通りのネオ産駒、少し渋ったパワー馬場もプラス材料となるかもしれない。
ドラゴンストリートは
清水Sを1分32秒1で2着はあるが、
斑鳩Sのレース後、「こういう馬場はよくない」と、ジョッキーがコメントしている。1分33秒7の時計が二度ある
ロジダーリングは、昇級でも強気でいい。横山の手腕に負うところが多いが、
アンジェリックは鋭くインを突きたい。