※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。
かつては
シーザリオや
キストゥヘヴンがここを
ステップに
桜花賞で連対したように、
桜花賞の最終便という役割がありましたが、最近ではむしろ
オークスに目標を切り替えた馬たちの登竜門という位置づけに変わりつつあります。
昨年は短距離から距離延長で臨んだ
アルビアーノが快勝しましたが、あれはどちらかと言うと例外的なケース。一昨年の
バウンスシャッセのように、牝馬ながら「マイルでは短い」という中距離馬を発掘するのが
フラワーCの正しい狙い方と言えます。
1.新興勢力に要注目
昨年の勝ち馬
アルビアーノは年明けデビューでしたし、2着の
アースライズも前走で未勝利を勝ったばかり。2013年も同様に年明けに勝ち上がった馬2頭がワンツーしました。重賞実績馬よりもフレッシュな上がり馬に注目。
2.中山では大型馬が有利
昨年の勝ち馬
アルビアーノは506kg。一昨年の
バウンスシャッセは516kg、その前年の
サクラプレジールも474kgと牝馬にしては大型で、メンバー中第2位の馬体重でした。切れ味タイプよりも大型の
パワータイプを。
3.極端には荒れない
過去10年で1番人気が7連対。牝馬の中距離戦は体力勝負になることが多いため、大混戦のように見えても、意外と順当に収まる傾向があります。過去10年間で馬連万馬券になったのは昨年だけ。その昨年も1・3着馬は1番人気と2番人気でした。
パールコードは
つばき賞を3着に敗れましたが、メンバーの揃っていた一戦で牡馬相手に早め先頭に立つ強い内容でした。前走が514kgという大型馬でまだ上積みの余地は大きく、牝馬相手ならば重賞でも好勝負になるでしょう。
エンジェルフェイスは重賞2勝の
レディアルバローザの全妹。大型馬ながらレースセンスは上々で、芝1800mの持ち時計もメンバー中1位です。
シャクンタラーは
コスモス賞3着以来の休み明け。仕上りはカギですが、素質的にはいきなり勝ち負けになっても不思議ありません。
ラブリーアモンは不器用さは残りますが、重賞でも着実に差を詰めてくる力強い末脚の持ち主。中山向きの捲り脚を持つ
ゲッカコウ、距離延長はプラスの
ルフォール、荒削りながら威力充分の末脚を持つ
コルコバードまで。