【完全制圧】春シーズンは
中山GJ制覇で、障害界の頂点をきわめた
オジュウチョウサン。6月の
東京JSは一転、人気を背負い受けて立つ立場にかわったが、人馬一体となり自信をもって快勝。
東京HJも、落馬したカラ馬に直線進路を塞がれる不利を克服し、最終障害を飛越してもうひと伸びを果たしている。
前走はあくまで大一番の
中山大障害へ向けた
ステップレース、この中間調教の精度とギアを一段上に上げてきた。春冬完全制覇も十分ある。
対抗はルぺールノエル。夏の小倉でオープンを勝ち、秋陽JSでは折り合いや飛越、ジョッキーとの約束事を確かめつつ、最速の上がりで2着入線。目標は大本命、マークは明確。鞍上は高田、
チャレンジャーは思い切ったレースが許される。
割って入れば
アップトゥデイト。中山はグランドジャンプをレコード勝ち、そして昨年の大障害を優勝。夏場を二走、馬体の張りと追い切りの動きも目に見えて良化してきた。
スローのマイペースがかなえば、
マキオボーラーと
ドリームセーリングの流れ込み。終い勝負に徹すれば
サンレイデュークにも連下の目が出てくる。