11R

愛知杯

15:25発走 / 芝2000m (左 B) / 天候:晴 / 馬場:良
1回 中京 1日目 サラ系4歳以上 オープン       (国際) 牝 ハンデ 18頭
本賞金:3600,1400,900,540,360万円
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 望田潤の予想

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予想印
3ヴィルジニア(10人気)
16シュンドルボン(1人気)
11マキシマムドパリ(2人気)
12フレイムコード(14人気)
2ハピネスダンサー(3人気)
9アルマディヴァン(13人気)
18オツウ(11人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連流し

3

相手

2

9

11

12

16

18

6通り 各1000円

ワイド流し

3

相手

11

16

2通り 各2000円

望田潤の見解

 中京芝2000mの牝馬重賞となってから、例年スローの上がりの競馬になる愛知杯だが、今年もビュンビュン飛ばしそうな先行馬はおらず、となると軽量ヴィルジニアの前走の瞬発力が狙える。

 サドラーズウェルズ×ロベルト×ニニスキだからパワー型の中距離血統で、ピッチ走法なので前走のようにスローの上がり勝負のほうが差しやすいタイプ(弟のシルバーステートもディープ産駒ながら俊敏さが長所)、しかもここは内枠の先行馬の直後のインが取れそうだ。

 井内利彰の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

14

1点 1800円

複勝

14

1点 4000円

馬連流し

14

相手

2

5

8

9

10

13

15

18

8通り 各200円

3連複フォーメーション
1着

14

2着

8

10

相手

2

5

8

9

10

13

15

18

13通り 各200円

井内利彰の見解

 まずは冬開催中京芝2000mで行われた過去3年の愛知杯の3着以内馬の調教タイプを列記します。

2013年
1着エーシンメンフィス(7)/一杯平均坂路主体
2着サンシャイン(10)/標準坂路
3着オールザットジャズ(2)/標準多め坂路主体

2014年
1着フーラブライド(12)/標準併用
2着キャトルフィーユ(14)/標準多め併用
3着コスモネモシン(13)/乗込坂路

2015年
1着ディアデラマドレ(1)/乗込併用
2着キャトルフィーユ(2)/乗込併用
3着スイートサルサ(10)/標準トラック

 傾向としては、併用系統の調教タイプが連勝中、3頭の中に2頭は併用系統が入っているということで、中心は調教タイプが併用系統から選ぶべきかと思います。該当馬がたくさんいる中から、◎レイヌドネージュを選択した理由は昨年の金鯱賞

1着ミトラ/美浦坂路
2着ディサイファ/美浦坂路

 どちらも最終追い切りの場所が「美浦坂路」でした。もともと左回りの中京競馬場に適性が高い調教場所ですが、金鯱賞で重い印を打っていたトラック調教馬が伸びあぐねる様子を思い返すと、美浦坂路調教馬を狙いたくなったというのが、本命の真相です。

 レイヌドネージュは前走の最終追い切り場所が南Wですが、左回りの新潟競馬場で勝った時は美浦坂路で最終追い切りを行っています。場所替わりは問題ありませんし、むしろ左回りになるので、今回の坂路は調教適性アップ。追い切りの動きを見ていても、直線半ばでしっかり伸びてくれるイメージの走りをしていただけに、あとは超スローの流れにならないことを願います。

1.リメインサイレント
今回:標準坂路
前回:標準多め坂路

2.ハピネスダンサー
今回:標準坂路
前回:標準坂路

3.ヴィルジニア
今回:標準トラック主体
前回:軽目トラック主体

4.バウンスシャッセ
今回:馬ナリ平均併用
前回:乗込併用

5.クインズミラーグロ
今回:標準少めトラック
前回:標準トラック

6.グレイスフラワー
今回:標準坂路主体
前回:標準坂路主体

7.アースライズ
今回:馬ナリ平均坂路
前回:軽目坂路

8.フェリーチェレガロ
今回:標準併用
前回:乗込併用

9.アルマディヴァン
今回:標準坂路
前回:標準多め坂路

10.メイショウスザンナ
今回:標準多め坂路主体
前回:標準多め坂路

11.マキシマムドパリ
今回:馬ナリ平均坂路主体
前回:馬ナリ平均坂路主体

12.フレイムコード
今回:軽目トラック
前回:軽目トラック

13.マコトブリジャール
今回:標準坂路
前回:標準坂路

14.レイヌドネージュ
今回:馬ナリ平均坂路主体
前回:馬ナリ平均トラック

15.リーサルウェポン
今回:馬ナリ平均トラック主体
前回:軽目トラック

16.シュンドルボン
今回:標準トラック
前回:馬ナリ平均トラック

17.タガノエトワール
今回:標準トラック主体
前回:標準トラック

18.オツウ
今回:標準坂路
前回:標準多め併用

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

11

相手

2

4

5

7

16

17

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

11

2着

16

相手

2

4

5

7

17

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

11

2着

2

相手

4

5

7

16

17

30通り 各100円

丹下日出夫の見解

【伸びしろマキシマム】明け4歳マキシマムドパリの飛躍に期待した。3歳春のクラシックは、一戦ごとに馬体が寂しくなり、オークス前のフローラS時には432キロにまで減少。それでも3着と結果を残し、なんとか馬体を戻し、オークスは一桁台の8着に粘り込んだ。ひと夏を調整にあて、馬体を460キロまで増量し、秋華賞は見せ場たっぷりの、あわやの3着に入線。1分57秒1という走破タイムも、成長の証の一つとなった。賞金不足でエリザベス女王杯は出走がかなわず、自己条件の衣笠特別からの再出発となったが、上がり33秒5の末脚を繰り出し、危なげなく自己条件で賞金を加算。次走の目標を愛知杯に定め、リフレッシュ放牧をはさみ密で質の高い調整も消化してきた。

 エリザベス女王杯7着のシュンドルボンが強敵。8月の月岡温泉特別から、一戦ごとにレースラップも粘りも精度をマシながら3連勝。勇躍挑んだGIでも、最後の最後は距離の壁に泣いたものの、残り1Fまで先頭争いを演じ0秒2差に踏ん張った。54キロで距離2000mに替われば、粘り腰はいや増す。
 
 ハピネスダンサーは、今もっとも勢いのある牝馬の一頭。二走前の堀川特別の1分45秒3というタイムも上質だったが、修学院Sは11秒2―10秒8―11秒2(33秒2)で逃げ切りは、記録的にも圧巻。
 
 勝負どころの動き出しに少し注文はつくが、アースライズオークス4着、秋華賞5着。クインズミラーグロ秋華賞は0秒7差、まだ前進の余地を残している。55・5キロと休み明けが課題となるが、良馬場ならバウンスシャッセオークス3着馬の実績発揮。

至高の頭脳 須田鷹雄の予想

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須田鷹雄

予想印
3ヴィルジニア(10人気)
12フレイムコード(14人気)
11マキシマムドパリ(2人気)
2ハピネスダンサー(3人気)
9アルマディヴァン(13人気)
16シュンドルボン(1人気)
18オツウ(11人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
複勝

3

1点 5000円

複勝

12

1点 5000円

須田鷹雄の見解

 牝馬限定重賞になって以降の11回で、単勝20倍より人気薄の馬が馬券に絡んだ例が11例。もともと牝馬GIIIは展開などで一気に荒れることも多く、未格付けだが実質GIIIのターコイズSにしても大波乱になった。ここは当てようと思わず振り回していきたい。

 ◎はヴィルジニア愛知杯では前走準オープンくらいだと人気になってしまい、実際に穴になるのは1000万組。本来は4歳該当馬がその役を担うことが多いので▲マキシマムドパリのほうから入るべきなのだろうが、同馬は今回1番人気になるかもしれない馬。穴という前提ならなにかを妥協せざるをえない。また◎には◎で、自身に中京好走歴があるうえ、サドラーズウェルズ系の持込馬という点もエーシンメンフィス(2012年7番人気1着)と重なって魅力的に映る。

 もう1頭、○フレイムコードにも注目している。一見近走不振だが、重賞で掲示板に来ているのはこのメンバーだとましなほう。2014年の愛知杯は馬場や展開が向かなかった。良で展開の追い風があれば差はないはず。

 シルシは▲以下も打つが、どう買ってもヒモ抜けしそうなので、馬券は◎○の複勝で。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

5

6

7

11

12通り 各400円

3連単BOX

5

6

7

11

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

攻めの予想 netkeibaローカル本紙の予想

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netkeibaローカル本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

16

相手

3

6

7

8

10

18

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

16

2着

7

相手

3

6

8

10

18

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

16

2着

3

相手

6

7

8

10

18

30通り 各100円

netkeibaローカル本紙の見解

【中心信頼】前走のエリザベス女王杯で連勝記録がストップしたシュンドルボン。ただ外枠不利と言われたコース形態で、17番枠から勝ち馬と0.2差の実績は、このメンバーだと堂々と胸を張れるもの。また外枠に入ってしまったが、先行力もあるので、この馬に関しては気にしなくても十分だろう。相手はアースライズ。同世代だとマキシマムドパリの方が人気を集めそうだが、1000万下勝ちと1600万下勝ち上がりが同斤量で、かつ人気がないのであれば、こちらを上に取るのがセオリーだろう。

 栗山求の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

15

相手

2

7

11

16

17

10通り 各400円

3連単1着流しマルチ
1着

15

相手

2

7

11

16

17

60通り 各100円

栗山求の見解

 ◎リーサルウェポンは「ディープインパクト×ゴールドレジェンド」という組み合わせ。12年の馬場改修後、ディープインパクト産駒は中京芝2000mで連対率25.7%と優れた成績を挙げている。これは当コースで通算20走以上した30頭の種牡馬のなかでナンバーワンの成績。

 母クイックコマンドレイズアネイティヴ4×3とスピードを感じさせる配合であり、これまで1400-1800mを中心に使われてきたこの馬にとって2000mへの距離延長は未知へのチャレンジであることは間違いない。ただ、傷みの少ない開幕週の馬場と、さほど速いペースにはなりそうもないメンバー構成だけに、スタミナ面の消耗は最小限に抑えられるのではないか。なにより50kgの軽ハンデは魅力的で、稽古の動きを見るかぎり絶好調といえるデキ。流れに乗れれば一発があっても不思議はない。

最速予想 netkeiba編集部の予想

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netkeibaデスク

netkeiba編集部の見解

※火曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 一昨年までは暮れの開催で施行されていましたが、昨年は一回休みの形で今年から正月開催に移動してきました。古馬牝馬が使える数少ない芝2000m以上の重賞です。牝馬重賞は1600-1800の距離に集中しているので、2000m戦は主流からやや外れる距離です。そのせいもあって、中京が改装になってからの2年間は2年続けて馬連万馬券になりました。前回は一転して1-2番人気で堅く決着しましたが、大荒れして不思議ない条件だという認識は必要でしょう。

1.G1帰り対昇級馬

 暮れの牝馬重賞として行われた過去9回のうち、前走でGIを使われていた馬が6勝している一方で、条件戦からの昇級馬が3勝。勝ち馬はすべてこの二つのカテゴリーから出ています。対照的に、前走でオープン特別を使われていた馬は2着と3着があるだけで、GII、GIIIを使われていた馬にいたっては馬券圏内すらありません。格上馬か勢いのある馬か、ハンデGIIIらしい両極端な傾向が出ています。

2.4歳馬は苦戦傾向

 過去9回の年齢別の集計では、4歳が5勝2着4回、5歳が2勝2着2回。今年からは年を跨いでの開催になるので、その傾向が引き継がれるのなら5歳馬と6歳馬が中心と考えられます。3歳馬は2006年のアドマイヤキッスを最後に勝利がなく、出走頭数が多いわりには不振でした。年明け開催になって4歳馬として苦戦傾向が続くのかどうか、注目されます。

3.距離延長は苦戦

 前走で2000m未満の距離を使われていた馬は、過去9回で勝率3.2%、連対率9.5%と不振です。牝馬限定戦は1600-1800で行われることが多いので、距離延長で人気になる馬も多いのですが、芳しい結果は出ていません。2000m以上の距離から臨戦する馬を中心視すべきでしょう。

 シュンドルボンエリザベス女王杯で7着とはいえ先頭と0.2秒差の小差に食い込んで、昨夏以来の充実が本物であることを示しました。新潟・東京で3連勝を飾ったように、直線が長い左回りコースはベスト条件。今回は願ってもない舞台ですし、このメンバーなら力量的にも上位と言えます。古馬になって一気に本格化というハーツクライ産駒特有の成長曲線を辿っており、重賞初制覇も目前です。

 ハピネスダンサーは1000万、1600万条件を連勝中と勢いに乗っています。芝2000mで4勝を挙げているこの距離のエキスパートで、ここは展開利も見込めそう。アースライズは牡馬相手にカウントダウンSを快勝。オークス4着、秋華賞5着と長めの距離ではGIでも大崩れしていないように、スタミナ勝負には自信を持っています。

 フェリーチェレガロは前で競馬ができる器用さが武器。ダートでの実績が豊富ですが、同様の履歴の馬に2013年の勝ち馬フーラブライドがいます。ショウナンバーキンはカウントダウンSで3着に敗れましたが、相手なりに走るしぶとさがあるので重賞でも軽視はできません。

 クインズミラーグロ紫苑Sの勝ち馬。どんな相手でも確実に終いは脚を使える馬で、堅実さは評価できます。レイヌドネージュは追い込み一手で不器用さはありますが、昨夏のクイーンSでもメンバー中最速上がりをマークしており、末脚の威力は重賞でも通用するだけのものがあります。

“絶対数感”の持ち主 大石川大二郎の予想

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大石川大二郎

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

7

相手

4

5

9

11

14

16

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

7

2着

5

相手

4

9

11

14

16

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

7

2着

14

相手

4

5

9

11

16

30通り 各100円

大石川大二郎の見解

距離とコースがほとんど揃っていない。どちらかが高くてももう片方が低かったりするので、安心して推せる本命馬候補がいないのだ。それでも中心視できそうなのは◎アースライズ。平均値2位同位と距離112、しかも前走100ならば総合的には最上位。相手には前走値高い○▲。

元祖“情報” 田沼亨の予想

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田沼亨

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

16

相手

2

5

7

9

11

18

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

16

2着

7

相手

2

5

9

11

18

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

16

2着

2

相手

5

7

9

11

18

30通り 各100円

田沼亨の見解

左回りは堅実で距離短縮は大歓迎の16シュンドルボンを狙う。54キロの斤量も魅力でうまく流れに乗れれば差し切りは可能。次位は7アースライズで53キロなら決め脚は互角。▲は2ハピネスダンサーで先行力がありパワーアップが見込めるなら差はない。

厳選予想 ウマい馬券