※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。
中京芝1400m戦として生まれ変わって今年で5年目を迎えます。かつては3歳限定戦で唯一のス
プリント重賞でしたが、距離延長以降の4年間で前走1200mを使われていた馬は3着が1回あるだけ。ス
プリンターには厳しいレースになってしまいました。
しかし、オープンクラスのス
プリンターにはこの時期適当な目標がないのも事実で、毎年1200戦での活躍馬が多数出走して、ペースは速くなります。過去4年で3回が差し・追い込み馬によるワンツーになっていることが示す通り、スピードタイプよりもより長い距離をこなせるスタミナタイプに有利なレースになっています。
1.マイル以上の距離の経験が必要
過去4年の勝ち馬4頭はいずれも以前に1600m以上の距離に使われた経験がありました。短距離専業タイプはそれだけで割り引きになります。
2.差し一辺倒では難しい
差し馬優勢な傾向ですが、過去4年の勝ち馬のうち3頭は前走では先行していましたし、4年前の
ブライトラインも過去に先行経験が多数ありました。行く気になれば行けるスピードの持ち主が距離短縮で差しに回る形がベスト。
3.前走重賞好走馬が強い
いろんな路線の馬が入り乱れますが、前走重賞で勝ち馬から1秒差未満に踏ん張った馬の成績は連対率26.7%・複勝率40%と優秀です。メンバーレベルが低くなる傾向が強いので、重賞路線の好走馬には敬意を払うべきでしょう。
シュウジは3連勝のあとデイリー杯、朝日杯と連敗しましたが、この馬にはやや距離が長いマイル戦で苦労した経験が今後に活きることと思います。中京は昨夏に連勝した舞台でもあり、待望の距離短縮ならば休み明けでも。
トウショウドラフタは田辺騎手に変わって2連勝。差す競馬が板についた印象で、左回りの長い直線はベスト条件です。
シゲルノコギリザメは
アーリントンCで12着とはいえ0.6秒差で、早めに来られる厳しい展開を思えば悪い内容ではありません。マイペース先行なら粘り込みも。
ペイシャフェリシタは
ハーツクライ産駒ですが、厳しい流れになる短距離戦が合うようです。同一コースの
なずな賞が圧巻の内容で、重賞でも。休み明けの
アーリントンCが11着とはいえ0.4秒差だった
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ブレイブスマッシュ、持ち時計ナンバーワンの
ルグランフリソンまで。