11R

ファルコンS

15:35発走 / 芝1400m (左 A) / 天候:晴 / 馬場:不
2回 中京 3日目 サラ系3歳 オープン       (国際)(指) 別定 18頭
本賞金:3800,1500,950,570,380万円
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 井内利彰の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

17

1点 2000円

複勝

17

1点 3500円

馬連流し

17

相手

5

8

9

15

16

5通り 各500円

3連複軸1頭流し

17

相手

5

8

9

15

16

10通り 各200円

井内利彰の見解

 中京芝1400mで行われるようになったファルコンS(過去4回)において、3着以内に入った単勝二桁人気の馬は4頭。その調教タイプを列記してみると、

2012年
レオンビスティー(2着)/標準坂路主体
2013年
カシノピカチュウ(2着)/乗込併用
2014年
アルマエルナト(3着)/標準併用
2015年
タガノアガザル(1着)/標準坂路主体

 良馬場だろうと重馬場だろうと、人気薄で突っ込んでくるなら併用系統。1400mとはいえ、基本的に馬場が重い中京競馬場なので、しっかりと調教していることが重要なのでしょう。

 調教適性を重視すると、スパルタ併用の◎マディディは申し分ない調教タイプ。3本の追い切りすべてが一杯に追われています。最終追い切りは3頭併せで最も遅れましたが、6F時計自体はそこまで遅い数字ではなく、スピードがないから一杯に追われているというわけではありません。気難しいところがあるようなので、追い切りではあまり動かないという感じなのでしょうが、その方がタフな馬場への対応力はあるはず。

 自身の履歴を振り返ると、ここまで2勝していますが、どちらも標準多め併用。前走は休み明けで追い切り本数が標準だったことを凡走理由とすれば、今回の上積みはかなり大きいと判断できます。また、こうやまき賞のレースぶりを見ると、外枠もプラスに作用するでしょう。

1.シゲルノコギリザメ
今回:標準多め坂路
前回:一杯平均坂路

2.メイショウシャチ
今回:標準多め坂路
前回:馬ナリ平均坂路

3.メイスンスパート
今回:標準トラック主体
前回:標準トラック主体

4.ミスキララ
今回:馬ナリ平均トラック
前回:標準少め坂路主体

5.トウショウドラフタ
今回:標準トラック主体
前回:標準併用

6.キングハート
今回:標準少めトラック
前回:標準トラック

7.モンスターキング
今回:一杯平均併用
前回:標準併用

8.ルグランフリソン
今回:標準坂路
前回:標準多め坂路

9.シュウジ
今回:標準併用
前回:標準坂路主体

10.レッドラウダ
今回:標準坂路
前回:一杯平均坂路

11.ペイシャフェリシタ
今回:標準坂路主体
前回:馬ナリ平均坂路

12.サイモンゼーレ
今回:標準少め坂路
前回:標準坂路

13.バシレウスライオン
今回:馬ナリ平均坂路
前回:急仕上げ坂路

14.オーシャンビュー
今回:標準少め坂路
前回:馬ナリ平均トラック

15.ブレイブスマッシュ
今回:馬ナリ平均併用
前回:標準多め併用

16.ショウナンライズ
今回:標準少めトラック
前回:標準トラック

17.マディディ
今回:スパルタ併用
前回:標準トラック

18.ラズールリッキー
今回:標準併用
前回:標準併用

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

5

相手

2

7

9

11

15

16

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

5

2着

9

相手

2

7

11

15

16

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

5

2着

15

相手

2

7

9

11

16

30通り 各100円

丹下日出夫の見解

【進化系】トウショウドラフタが一戦ごとに進化している。京王杯2歳S・1分22秒8という5着で、時計的にも限界がきたかなとも思ったが、次走のからまつ賞では1分21秒6に一気に時計を更新。上がりハロン11秒6―10秒9―12秒0(3Fは34秒5)というレースラップを、最速の上がりで一気差し。

 続くクロッカスSも、上がり3Fの数値こそ若干異なるものの、11秒7―11秒4―11秒7(34秒8)というレースラップに対し、自身のソレは34秒1。からまつよりさらに滑らかな加速で馬群を割った。母系には牡馬相手のGIで世間を驚かせたスイープトウショウの名前も見える。レースが終わって改めて振りかえったとき、この血統は、私たちがイメージする以上の戦績を挙げるんだよなぁと思うかもしれない。

 シュウジとの叩き合いが第一本線。デイリー杯は2着、朝日杯FS5着で距離の壁を痛感させられたが、1400mの流れなら、自然と折り合い脚もたまる。このくらいの距離までなら、小倉2歳S同様、少々重い馬場でも脚色は軽快。中京2歳Sで競馬場も経験済みだ。

 ブレイブスマッシュも、距離短縮で巻き返し濃厚。中山2000mの重賞では結果が出せなかったが、ベストパフォーマンスは、左回りの東京マイル・いちょうSだった。使える脚は一瞬だけに、マイルよりも7Fのほうが、より持ち味が生きるハズだ。

 感冒明けのぶん連下評価としたが、ショウナンライズは新潟・東京と左回りの1400mで本命馬と肩を並べる時計内容がある。ペイシャフェリシタは、なずな賞で当コースをシミュレーション済み。やや湿り加減の芝と、勝ったときの手応えを覚えている。メイショウシャチの前走の内容も、ファルコンSの勝ち負けのイメージに近い。

至高の頭脳 須田鷹雄の予想

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須田鷹雄

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
ワイド流し

17

相手

5

16

2通り 各2000円

3連複軸1頭流し

17

相手

2

5

8

9

14

16

15通り 各400円

須田鷹雄の見解

 2012年にいまのコースとなったファルコンSでは、前走1200m組が[0-0-1-18]とかなり苦戦している。前走1400m組と1600m組は勝率・複勝率ではほぼ互角だが、穴を出しているのは1400m組だ。
 
 といっても過去4回に基づく話なので、出た穴馬は2頭。タガノアザガルカシノピカチュウだが、この2頭に共通していたのは「1400mベストなのは成績からも分かっていたが、レベル的に足りないと思われていた」こと。13年に5番人気で3着したエールブリーズも1400m専用タイプだし、ここは強い弱いの絶対値よりも「1400m向きかどうか」で考えたいところだ。
 
 ここは複穴という前提で◎マディディを狙ってみたい。前走1600m組だが、そこで負けてきて人気落ちというのは、馬券を買う前段階としてはむしろ良い。中京の路面をこなせることも分かっている馬だし、未勝利勝ち時のように4-5番手を取れればしぶとく食い込んでくる。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

2

5

8

10

12通り 各400円

3連単BOX

2

5

8

10

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

攻めの予想 netkeibaローカル本紙の予想

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netkeibaローカル本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

9

相手

5

6

7

10

13

16

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

9

2着

13

相手

5

6

7

10

16

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

9

2着

5

相手

6

7

10

13

16

30通り 各100円

netkeibaローカル本紙の見解

【混戦】あくまで憶測の域を出ないが、朝日杯以前と現在ではシュウジ陣営の考えていることは一変しただろう。とにかく、今年の3歳世代はレベルが高い。本来だとクラシックを狙っていくべき逸材だと、昨年まで考えていたはず。しかし、陣営が今年の初戦に選んだのがファルコンS。正直、GIで3番人気にまで支持された馬の初戦としては物足りないレース選択だが、それだけにここは絶対に落とせない1戦。早めの入厩で休み明けを感じさせない調教の動きを、素直に信頼したい。

 栗山求の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

9

相手

5

8

10

11

15

10通り 各400円

3連単1着流しマルチ
1着

9

相手

5

8

10

11

15

60通り 各100円

栗山求の見解

 ◎シュウジは「キンシャサノキセキ×キングマンボ」という組み合わせで、北九州記念(G3)を勝ったツルマルレオン(父ハーツクライ)の半弟にあたる。母カストリアは「キングマンボ×シルヴァーホーク」。キングマンボとシルヴァーホークを近い世代に持つパターンは、さほどポピュラーとはいえない組み合わせにもかかわらず活躍馬が目立ち、メイショウマンボトウカイトリックヤマカツエースミュゼエイリアンレオパステルカウアイレーンなどが出ている。
 
 ここが優れた繁殖能力の鍵だろう。キングマンボを通じたヒズマジェスティ=グロースタークの全兄弟クロス(4×6)はロードカナロアを彷彿とさせる。スピード馬の配合として完成度が高く、パワフルな血を豊富に抱えているので道悪は歓迎。マイルをこなせない馬ではないが、本質的には1200-1400mがベストなので距離短縮は大きな追い風となる。

最速予想 netkeiba編集部の予想

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netkeibaデスク

netkeiba編集部の見解

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 中京芝1400m戦として生まれ変わって今年で5年目を迎えます。かつては3歳限定戦で唯一のスプリント重賞でしたが、距離延長以降の4年間で前走1200mを使われていた馬は3着が1回あるだけ。スプリンターには厳しいレースになってしまいました。

 しかし、オープンクラスのスプリンターにはこの時期適当な目標がないのも事実で、毎年1200戦での活躍馬が多数出走して、ペースは速くなります。過去4年で3回が差し・追い込み馬によるワンツーになっていることが示す通り、スピードタイプよりもより長い距離をこなせるスタミナタイプに有利なレースになっています。

1.マイル以上の距離の経験が必要

 過去4年の勝ち馬4頭はいずれも以前に1600m以上の距離に使われた経験がありました。短距離専業タイプはそれだけで割り引きになります。

2.差し一辺倒では難しい

 差し馬優勢な傾向ですが、過去4年の勝ち馬のうち3頭は前走では先行していましたし、4年前のブライトラインも過去に先行経験が多数ありました。行く気になれば行けるスピードの持ち主が距離短縮で差しに回る形がベスト。

3.前走重賞好走馬が強い

 いろんな路線の馬が入り乱れますが、前走重賞で勝ち馬から1秒差未満に踏ん張った馬の成績は連対率26.7%・複勝率40%と優秀です。メンバーレベルが低くなる傾向が強いので、重賞路線の好走馬には敬意を払うべきでしょう。

 シュウジは3連勝のあとデイリー杯、朝日杯と連敗しましたが、この馬にはやや距離が長いマイル戦で苦労した経験が今後に活きることと思います。中京は昨夏に連勝した舞台でもあり、待望の距離短縮ならば休み明けでも。

 トウショウドラフタは田辺騎手に変わって2連勝。差す競馬が板についた印象で、左回りの長い直線はベスト条件です。シゲルノコギリザメアーリントンCで12着とはいえ0.6秒差で、早めに来られる厳しい展開を思えば悪い内容ではありません。マイペース先行なら粘り込みも。

 ペイシャフェリシタハーツクライ産駒ですが、厳しい流れになる短距離戦が合うようです。同一コースのなずな賞が圧巻の内容で、重賞でも。休み明けのアーリントンCが11着とはいえ0.4秒差だったマディディ、クラシックを諦め距離短縮に活路を求めるブレイブスマッシュ、持ち時計ナンバーワンのルグランフリソンまで。

“絶対数感”の持ち主 大石川大二郎の予想

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大石川大二郎

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

5

相手

1

2

8

9

10

17

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

5

2着

8

相手

1

2

9

10

17

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

5

2着

10

相手

1

2

8

9

17

30通り 各100円

大石川大二郎の見解

おそらく人気は△シュウジ。キッチリと成績も残している。しかし指数としてはまったく平凡。この程度で人気になるのではまったく妙味はない。ならば前走唯一100オーバー◎トウショウドラフタのほうがいい。そこに同じく距離102持つ○ルグランフリソン。さらにコース95持つ☆マディディを一発候補に。

元祖“情報” 田沼亨の予想

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田沼亨

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

5

相手

1

8

9

11

16

17

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

5

2着

9

相手

1

8

11

16

17

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

5

2着

8

相手

1

9

11

16

17

30通り 各100円

田沼亨の見解

全勝ち鞍3勝が芝1400と適性は抜群の5トウショウドラフタを推す。2走連続で最速の上がりタイムで連勝した内容は圧巻。パワーアップが見込めるなら初重賞Vだ。次位は9シュウジで重賞ウイナーの実績と中京の相性の良さからチャンスは十分。▲は8ルグランフリソンで距離短縮はプラスで潜在能力は高い。

 佐藤直文の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

5

-

9

1点 3500円

馬連

5

-

7

1点 2000円

馬連

5

-

8

1点 1500円

馬連流し

5

相手

2

6

10

3通り 各1000円

佐藤直文の見解

 同じ1400mでの新馬勝ちを含め中京コースは2戦2勝のシュウジと、サウジアラビアロイヤルCを勝ったブレイブスマッシュ。この2頭の重賞勝ち馬の取捨が鍵となる一戦だが、シュウジは他馬の格好の目標となるのに加え、NHKマイルCを見据えた仕上げで、対抗以下には落とせないものの◎は打てない。一方、ブレイブスマッシュは、ここ2走の2000m戦が一息での路線変更となるが、その敗因を距離に求めるのは疑問であり、1400m自体も合うとは思えない。それでソコソコ人気になるのなら、馬券は消しの立場を取りたい。

 ◎はトウショウドラフタとした。こちらもNHKマイルCに参戦の予定はあるはずだが、ここ2戦の強い内容を考えても、1400mがドンピシャの距離だろう。次ではなく、ここが勝負と見る。

 相手本線はシュウジだが、穴ならモンスターキング。これまでは脚元の関係でダートを使ってきただけで、フットワークからも明らかに芝でこそのタイプだ。ルグランフリソンも相手なりに走る面がいい方に出れば、好走可能だろう。

厳選予想 ウマい馬券