【イン強襲でも】スナッチマインドは、元々内にモタレる癖がある。前走は外枠、ジワリと出してフォームを矯正しながら構えざるを得ず、2着に追い上げるのがやっとだったが、少ないキャリアで3勝。1000万超えに、少し時間が必要かなと思っていたが近二戦が2・2着。どうせ内にササり気味になるのなら、コースロスのない3番枠のほうが、浜中も却って腹も括れる。

　ベステンダンクとの差し比べが厚め。京都マイルに1分33秒2という好記録がある切れ者。7Fも問題なし、体調も高いレベルで好調を維持できている。単穴はアルテの先行力。距離も微妙に長かったか。中央場所でなかなか結果を残せないでいるが、京都7Fに替われば、札幌1500m・1分28秒0という記録が意味を持つ。休み明けになるが、ダノングラシアスは、ファンタジーS2着馬。エイシンペペラッツは旧準OP。ヴェルステルキングとクローチェは順調さが強み。

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【伏兵注意】スナッチマインドはモタれる面があるが、2戦連続2着と力はクラス上位。今度こそ突き抜けるか。ベステンダンクの前走はスタートで躓いたが地力で2着を確保。京都も問題なく大崩れはない。エイシンペペラッツは同舞台で現級勝ち。久々でも侮れない。ヴェルステルキングは前走の勝ちっぷりなら好戦可能。アルテ、カピオラニパレス、ライブリシュネルを押さえる。

【能力上位】行く気になれば、ここならハナも切れる先行力を持つ01ベステンダンク。地力の面でもここでは上位といえる存在で、枠番もいいところを引き当てた。デキの良さも目立っており、ここは勝負気配だ。相手は、03スナッチマインドと08ピンストライプの2頭を上位に評価。大きく紛れるケースは考えづらい一戦である。

【小波乱】ベステンダンクは距離短縮を利して能力全開。追われて確かなスナッチマインド。内枠を生かしてアルテが踏ん張る。

◎スナッチマインドと○エイシンペペラッツの上位争い。平均値ではエイシンのほうが上だが前走で差が付いて◎を上に。あとは前走90台を評価して▲ピンストライプと☆ダノングラシアス。

2着続きが示すように能力は一枚上手の3スナッチマインドが中心。末脚は強力で得意の京都なら順番だろう。対抗は9ヴェルステルキングで格上げでも能力は互角。