【3頭ボックス】
ミッキーロケットの才能が、急激に開花。新馬戦時は、馬体を膨らましながらの見切り発車。それでも上がり33秒6を駆使し2着に飛び込んできたが、前走は鞍上の指示に即座に反応。まさに横綱相撲で1分48秒9と記録も残した。そしてこの中間、最終追い切りでは坂路11秒9。まだ上積みがあったのかと、正直びっくりしているくらいだが、ここを突破すれば一気にクラシックが展望できる。
体型も血統も、若干マイラーふうだけに、負けるとすれば距離?――スタミナ切れを起こすようなら、代わって
ダノンシャルマンが浮上。シクラメン賞は全体時計こそ平凡だが、上がり2Fのレースラップは10秒8―11秒2。兄の
ダノンバラードも2200-2400mが適距離だった。
アドマイヤダイオウの前走の上がりも、中京の坂を11秒4―11秒2。名前通り重厚感のあるディープ産駒だ。まずは三頭のボックス。
サトノエトワール、
ファスナハト、
グレイトパールは連下まで。