【1分21秒2】フラットコースの京都7Fなら、
アズールムーンの前走の記録がそのまま、一気の逃げ切りが有望だ。東京芝マイルの新馬は3着に敗れたが、平坦の新潟・距離短縮で一変。1000m通過56秒8―1200m通過・1分8秒3というHペースを自ら牽引し、1分21秒2で一気逃げ。半姉の
エスメラルディーナは、関東オークス優勝、韓国遠征して重賞制覇という歴史的快挙を遂げたが、妹も5-6Fに特化する形で、芝・ダート兼用の異色のス
プリンターに昇華する。
才能そのものを問うなら
ナムラライラ。二走前の小倉1800mは、59秒2のHペースを後方4番手からひとマクリ。マイル通過は1分35秒8、1分48秒1は2歳コースレコードに0秒2差。二着に4馬身差の独走とあれば、一気に暮れの阪神JFまで展望可能な重賞級の牝馬だ。ただ、
野路菊Sは疲れが抜けきれず、折り合いにピリピリ。中二週で距離短縮というローテも少し厳しい。
体調が戻り切らないままなら、札幌1500mを悠々外差しを決めた
ヤマカツグレース。
ヴィーナスフローラは、持ち時計は
ヤマカツより上だった。
ジョウショーホマレの初陣・1分22秒9もマズマズ。