調教タイプが標準多め坂路に該当した時は新馬戦1着、すみれS3着と複勝率100%の◎ロスカボス。前走は珍しくラスト1Fが最速になるラップを踏むことができず最後方からのレースで8着。勝ち馬から0.7秒も離された結果から、最終追い切り内容が凡走要因であることは明白。

　今回はしっかりとラスト1Fが最速になるラップで坂路のダブル最速に該当。しかも秋開催京都芝外回りに適した2F目と3F目に1秒以上加速した上でのラスト1F12.1秒ですから、これで勝てなければ、降級するまで厳しい戦いとなるでしょう。

1.オースミナイン
今回：連闘坂路
前回：標準坂路主体

2.ロスカボス
今回：標準多め坂路
前回：標準坂路

3.スリーカーニバル
今回：標準少め坂路
前回：馬ナリ平均坂路

4.ティーエスネオ
今回：標準トラック
前回：標準併用

5.ベステンダンク
今回：標準少め坂路
前回：標準坂路

6.ルグランフリソン
今回：標準坂路
前回：一杯平均坂路

7.トーキングドラム
今回：急仕上げトラック
前回：軽目トラック

8.グァンチャーレ
今回：標準坂路
前回：標準坂路

9.ワードイズボンド
今回：標準坂路
前回：急仕上げ坂路

【降級馬】少し手あかがついた表現になるが、グァンチャーレは、シンザン記念勝ちもある降級4歳馬。折り合いや操縦が難しく、白秋Sも馬群に包まれブレーキを踏むシーンが見受けられた。毎回なにがしかの制約のある馬ではあるが、古川とのコンビで都大路S2着。京都マイルのシンザン記念の走りを今一度期待したい。

　当面の目標は、清水Sを番手から2着に粘り込んだルグランフリソン。たぶん、正攻法のレースはしないように思うが、大外一気の単ならロスカボス。オースミナインの変わり身。清水S3着のワードイズボンド、同4着のティーエスネオも差はわずか。

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【順当】レースを経験することによってスタミナが付いてきたルグランフリソン。デビュー時から、高いスピード値を示しており、これにスタミナが付けば鬼に金棒。グッと抑え込むことが出来る川田騎手への乗り変わりも不安より魅力を感じる。相手は前走でようやく自分の走りを取り戻した感のあるロスカボス。後方から競馬するタイプなだけに少頭数は歓迎。

【勝機到来】今週の坂路でも抜群の動きを見せた06ルグランフリソン。近走内容からも、このクラスで上位の能力馬であるのは明らかだ。頭数からも厳しい展開になるとは考えづらく、ここは順当に勝ち負け。相手は、08グァンチャーレと04ティーエスネオを上位に評価した。◎-○▲の馬連・馬単主体で勝負だ。

【小波乱】オースミナインは連闘、距離短縮を追い風に決め脚を発揮する。ルグランフリソンは伸び盛り。ティーエスネオはしぶとさがある。

ここも指数密集の大混戦。しかし上位は指数の割に着順いまひとつ。ならば3歳から筆頭◎ルグランフリソン軸抜擢。相手も前走値最高○ロスカボスとした。3番手評価▲グァンチャーレ。一発に☆オースミナインとした。

叩き3戦目で復調気配の6ルグランフリソンが中心。スピードは上位で先行策から押し切りは可能だ。対抗は8グァンチャーレで末脚は鋭く勝機はある。