【距離短縮で一変】紅葉Sは、57.5キロもあったのだろうが、ムーアをもってしても引っかかるロス。9着と力尽きたベルキャニオンだが、ホープフルS・共同通信杯を2着した血統馬。二走前の多摩川Sは1分32秒8、距離を短縮の方向で一変の可能性を秘めている。

　スナッチマインドは〔4913〕。朱雀Sの凡走以外は、休み明けでも現級で上位争いを展開してきた。ナガラフラワーは、まさに今がピーク。7Fならトーキングドラム、ベステンダンク。連れてオーヴィレール以下がゴール前浮上。

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【実力伯仲】能力が掴みにくい3歳牝馬において、前走1600万下クラスで戦える手ごたえを掴んだオーヴィレールの信頼度は、かなり高い。京都の1400mも1戦1勝。末脚に磨きがかかって本格化した今なら、頭から狙ってみたい。相手は今年の京都牝馬Sのレース内容が良かったスナッチマインド。道悪のあの内容をみると、今回の条件はかなり合っているように思える。

【材料豊富】ハンデ戦でもあり、かなりの混戦模様。地力、条件適性の高さ、デキのよさと三拍子揃っている、04ベステンダンクを本命に推したい。久々だった前走を叩かれて、気配は確実に上向き。枠番も申し分なく、最も信頼できる。相手は難しいが、10スナッチマインドと05キングハート、03オーヴィレールの3頭を上位に。◎-○▲☆の馬連・馬単主体でいきたい。

【小波乱】ベステンダンクはレース巧者。追い比べでトーキングドラムが持ち味を生かす。この距離が合うドラゴンストリートも怖い。

久々に芝に戻って前走同距離コースを103で逃げ切った◎ツィンクルソード。これで今回も53キロならば再現十分。ただここからはまさに差がつかない指数が並んでいる。平均値で3歳○セイウンコウセイ。続いて▲ベステンダンクまでは平均値で押さえたい。そこから前走値で☆ナガラフラワー。△キングハートも一発ありか。

格上げ2戦目で慣れが見込める3オーヴィレールが主力。短距離向きの差し馬で53キロは魅力。直線が平坦なら持ち味がフルに生かせる。対抗は10スナッチマインドで久々だが地力は上位。