【斤量も有利になった】中山大障害は、完全に他馬の一本マーク。それでもあわやの3着に踏みとどまったサナシオン。今思い返せば、二走前のイルミネーションのレコ勝ちで、目に見えない疲労もあった?ならば逆に、まだ上積みが期待できる。

　ちなみに、大障害優勝の対抗アップトゥデイトとは、斤量は1キロ差になる。その重量差を突いて、高田のオースミムーンが一角崩し。

　ヴィーヴァギブソンは、オースミと前走0秒5差。大障害4着に手応えを得たダンツミュータント。カリスマミッキーも上り調子。

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【小波乱】アップトゥデイトは昨年、J・GI2勝(中山GJ、中山大障害)を挙げて最優秀障害馬に輝いた。昨年のこのレースは4着だが、本格化を遂げた今なら心配ない。サナシオンは昨年の中山大障害で3着。阪神は初めてになるが、先行力で粘り込みを図る。オースミムーンは障害重賞6勝をマーク。強敵相手になるが、ひと叩きしたアドバンテージで食い下がる。折り合いに進境を見せるダンツミュータントに、マイネルフィエスタ、ワールドマッチ、ヴィーヴァギブソンは斤量差でどこまで。

【適性重視】中山ならば迷わず04アップトゥデイトだが、阪神ではスピードで勝る13オースミムーンに、逆転の目がありそう。コース適性の高さはもちろんのこと、乗り慣れた高田ジョッキーに鞍上が戻るのも、大きなプラスである。相手は、01サナシオンと03ダンツミュータントを上位にチョイス。さすがに、大きな紛れはないと思われる。

【小波乱】アップトゥデイトは地力が違う。このコースに向いているオースミムーン。伸びしろがあるクリノダイコクテンが続く。

おそらく順当な上位陣。人気も間違いない。荒れるならばこの◎○▲の一角が崩れた時。☆△の1頭が割り込んでの場合だろう。なんとかヒモ薄目が入ってくれればという期待馬券。