【資質信頼】タガノスマイルは、前走9番人気で3着と激走。一見フロックに見えるかもしれないが、3歳5月時に質の高い時計で1800mを連勝。1分50秒1という前回時計の質の高さも含め、改めて素材を信頼だ。

　エーティーロゼッタも、3歳時にダートで勝ち上がり。芝路線も試してみたが、ダートは〔2012〕。本命と同じ週に1分52秒4となると、時計1秒以上の短縮が必要になるが、まだ底は見せていない。強気ゝの格上挑戦で現級での立ち位置が見え辛くなっているが、ハナズリベンジはCWで上がり11秒台をマーク。牝馬限定の自己条件なら単式圏。

　ビスカリアは良馬場で前走1分53秒3の3着。一発大駈けがあればマトリョーシカ。ベストセラーアスク、オーシャンブルグも連下には押さえておきたい。

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【上位拮抗】モアニケアラを中心に推す。昇級戦の前走は外を回されたが、大きく崩れなかった。立ち回りひとつで上位に食い込む。タガノスマイルの前走は復調の兆しを見せた。同型馬との兼ね合い次第だが、先手を奪ってマイペースなら。ビスカリアは前走でクラスにめどを立てた。ハナズリベンジは展開が向くようなら。オーシャンブルグ、ナンヨーカノン、ベストセラーアスクを押さえる。

【波乱含み】前走の先行内容が素晴らしかった、14タガノスマイルを本命に推したい。速い時計の出る馬場ではあったが、前半3Fを35秒0で行ってヨヨギマックと0秒2差に残したのだから、立派なもの。稽古でも、引き続きいい動きを見せている。相手は、12ナンヨーカノンと04オーシャンブルグの2頭を上位に評価。やや波乱含みの一戦である。

【小波乱】モアニケアラは内枠を生かして差し切る。スピードを持続できるビスカリア。タガノバラードは潜在能力が高い。

平均値上位組が、なんとも結果の出ないタイプと不安定なタイプで魅力なし。その他に目を向けると前走90台がズラリ。捉えどころのないレースとなっている。ここも荒れる要素ムンムンである。それでも軸は◎モアニケアラ妥当。狙うのは相手に○ナンヨーカノン。ただし人気薄ならばという感じの狙い。

昇級2戦目で上積みが見込める2モアニケアラが有力。器用な脚がありどんな展開にも対応ができるのはプラス。ここはチャンスだ。対抗は3ハナズリベンジで得意コースでの変わり身は必至。